慶良間諸島を舞台に音楽が繋ぐ人々の物語。新藤風、11年ぶりの監督作!
【終了日:4/14(金)】
【監督】新藤風
【キャスト】伊東蒼,安藤サクラ,金城実,山田真歩,渋川清彦
2016年/日本/100分/東京テアトル/DCP
4月01日(土)〜4月07日(金) |
13:15〜14:55 |
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4月08日(土)〜4月14日(金) |
17:55〜19:35 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【監督 新藤風×天才子役 伊藤蒼×安藤サクラ】
故・新藤兼人監督の血を受継ぐ新藤風監督が、前作から11年ぶりにメガホンを執った本作は、沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇の名曲で本作のタイトルにもなっている「島々清しゃ」が繋ぐ人と人との絆の物語。自分の耳が良すぎることをコンプレックスに思い、母親とも友だちともうまく関係を築けないうみを演じるのは、『湯をわかすほどの熱い愛』〈16/中野量太監督)などで注目を集める演技派子役・伊藤蒼。他の子どもたちと、吹奏楽を通して徐々に距離を縮めていくという難しい役どころに加えて、初のフルート演奏も見事にこなし、堂々と演じきった。東京から島を訪れ、うみをやさしく見守り、その背中をそっと押すヴァイオリニストの祐子には、第39回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝き、今や日本映画を代表する女優・安藤サクラ。自身初のヴァイオリンを猛特訓し、ドラマから演奏シーンまで多岐にわたる演技を、実力と安定感をもってナチュラルに体現している。また、うみのおじいを沖縄を代表する唄者の金城実が演じ、劇中で素晴らしい三線と歌を披露するほか、うみの母親・さんごに山田真歩、サックス奏者の漁師・真栄田に渋川清彦と実力派のキャストが脇を固める。監督自身、うみの境遇に進藤家の親子三代それぞれの思いを重ねたと語る本作。「人間、生きているだけで80点よ」。沖縄の離島を舞台に、そこに息づく日々の小さな営みと音楽によって紡がれる人間賛歌が、ここに誕生した。
【沖縄・慶良間諸島 雄大な自然と美しい音楽に抱かれ、心が通じ合っていく_】
那覇市から西に約40kmに位置する慶良間諸島。耳が良すぎて、少しでも音のズレを感じると頭痛がしてしまう小学生のうみは、三線の名手であるおじいと二人で暮らしていた。ある夏の日、島で開催されるコンサートのためにヴァイオリニストの祐子がやってくる。耳のせいで変わり者扱いされ、母親や友だちとの関係に悩むうみは、祐子と出会い、フルートを練習し吹奏楽部に参加することで、少しずつ頑なに閉ざしていた自分自身を解放していく。祐子また心を取り戻していく。裕子の訪れがうみに変化をもたらし、さらには島の人たちもそれぞれの悩みや問題を乗り越えていく_。島々の清らかで美しい自然と音楽とが、人々をつなぎ、自分に向き合う力を与えてくれるひと夏の物語。
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