パッション・フラメンコ screen ジャック

公式サイト: http://passion-flamenco.net/

私は踊る、情熱と魂を”声”にして。現代フラメンコ界を代表するスペインの女性ダンサー、サラ・バラスにスポットを当てたドキュメンタリー。
【終了日:10/6(金)】

【原題】Sara Baras. Todas las voces
【監督】ラファ・モレス,ぺぺ・アンドレウ
【キャスト】サラ・バラス,ホセ・セラーノ
2016年/スペイン/95分/アルバトロス・フィルム/DCP

9月23日(土)〜9月29日(金)
18:10〜19:45
9月30日(土)〜10月06日(金)
15:35〜17:10
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(9/19(火)まで)有隣堂伊勢佐木町本店(上映期間中も販売/特典は付きません)
前売り券特典:クリアファイル
パンフレットをネットショップで販売中
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原題最高峰のフラメンコダンサーであり、異端児とも呼ばれるサラ・バラス。
踊り続ける女王の果てなき挑戦を映し出した情熱のドキュメンタリー!

【声よ、届け!_パコ・デ・ルシア、アントニオ・ガデス、カルメン・アマジャ、カマロン・デ・ラ・イスラ、エンリケ・モレンテ、モライート・チーコ、フラメンコ界に燦然と輝く6人のマエストロに捧げた奇跡の舞台】

現代フラメンコ界最高のフラメンコダンサー、サラ・バラス。革新的な舞台と、ルールを打ち破る姿勢が絶賛され、若くして世界中にその名が知れ渡った。カウロス・サウラ監督作『フラメンコ・フラメンコ』などでも注目される彼女は、常に新作が期待される。本作では6人の巨匠たちに捧げた『ボセス フラメンコ組曲』初演までの3週間と、世界ツアーに密着。サラの“声”を偉人たちに届ける一大スペクタクルは冬のパリを皮切りにメキシコ、アメリカ、日本、そして母国スペイン、故郷のでカディス上演され、熱狂の嵐を巻き起こす―。

【リスクは冒すもの、ルールは破るもの。踊り続ける女王の果てなき挑戦を映し出した、情熱のドキュメンタリー!】

パリ。名門シャンゼリゼ劇場での初演は無事に成功した。サラは観客の反応やツアー先で触れた刺激を舞台に盛り込み、回を重ねるごとに内容を磨いていく。NYではローリング・ストーンズのサックスプレイヤー、ティム・ライスを迎えてのスペシャルなフラメンコを披露。東京では新人時代の彼女が踊ったタブラオ『エル・フラメンコ』でダンサーとしての原点に立ち返り、母国スペインでの晴れ舞台に臨む。どんな舞台に立っても、堂々たる姿で高速ステップを刻むサラだが、一方でスペインに残してきた幼い息子のホセに涙をこぼす瞬間。過酷な人生を歩んだフリーダ・カーロに自らを重ねる女性ならではの苦悩。喜びも苛立ちも悲しみも、すべてをフラメンコに昇華させるサラの情熱の“声”。これは全女性に送る人生の応援歌なのである。

【監督インタビュー 天才ダンサー、サラ・バラスの声に耳をすませば】

人生にはさまざまな声が満ちている。私たちを前進させる声もあれば、後退させる声もある。サラ・バラスはまちがいなく、私たちの人生を前進させる声の持ち主だ。バラスはフラメンコの歴史に残る偉大なバイラオーラ(フラメンコダンサー)のひとりである。古典の枠にとらわれずに、飽くことなく努力を続ける自由な生き方は、フラメンコを知らない人たちにも見習うべき人物と写るはずだ。
本作はバラスと舞踏団が2014年から15年にかけて開催した『ボセス フラメンコ組曲』の誕生から世界ツアーのゴールまでを追いかけている。立ち上げからたった3週間で初演を迎えるプレッシャーに、さすがのバラスも苦労を隠しきれなかった。しかし、日々の稽古で仲間のダンサーや彼女自身の演技が洗練され、力強いショーに変化していく様子を間近に見て、また、音楽チームや技術担当に彼女が詳細な指示を出す姿に、私たちはバラスが並外れた才能を持つ芸術家であると再確認したのだった。
『ボセス フラメンコ組曲』ではパコ・デ・ルシア、カマロン・デ・ラ・イスラ、アントニオ・ガデス、エンリケ・モレンテ、モライート・チーコ、カルメン・アマジャと、彼女が尊敬するフラメンコの“声”を紹介していく。6人の巨匠はフラメンコ界に新しい風を吹き込み、金字塔を打ち建てたことで知られる。彼らに共通するのは業績、パワー、創造性、モダンさ、自由、そして幸せである。6つの“声”をバラスがしっかりと受け継いでいるか、作品を見てもらえばわかるだろう。このドキュメンタリーは社会に変化をもたらした改革者としてのバラスも紹介している。彼女はフラメンコダンサーとして活動を始めたときから、パンツ姿で男性向けのダンスに取り組んでいた。今よりずっと保守的だった時代のことだ。伝統的な水玉模様のスカートを嫌う彼女に、男女の垣根を越えてフラメンコのルールを変えた異端者だと、世間は集中砲火を浴びせた。しかし、バラスは挑戦を非難された辛苦を振り返りながら、世界を動かすためには世間の声に惑わされてはいけないと語る。彼女の世界的成功はポリシーを貫くひたむきな姿勢が引き寄せたものだからだ 。現代社会では、だれもがなんらかの不満を抱えて生活している。歴史が証明するように、アーティストは停滞する社会と人々に刺激を与え、変化を促す力を持っているのではないか。バラスが自分では気づかないうちに、フラメンコの世界を変えていたように。

監督:ラファ・モレス、ぺぺ・アンドレウ

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