ダンシング・ベートーヴェン screen ベティ

公式サイト: http://www.synca.jp/db/

ダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人の奇跡のスペクタクルは、かつてない感動ステージへ
【終了日:1/12(金)※元旦1/1(月)のみ休館】

【原題】Beethoven par Bejart
【監督】アランチャ・アギーレ
【キャスト】マリヤ・ロマン,エリザベット・ロス,ジュリアン・ファバロー,カテリーナ・シャルキナ,那須野圭右
2016年/スイス,スペイン/83分/シンカ/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
12月23日(土)〜12月29日(金)
11:05〜12:30
18:25〜19:55
12月30日(土)〜12月31日(日)
15:30〜16:55
1月02日(火)〜1月05日(金)
15:30〜16:55
1月06日(土)〜1月12日(金)
19:20〜20:45 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(12/19(火)まで)
前売り券特典:クリアファイル
*特典は無くなり次第終了となります。
※元旦1/1(月)のみ休館日となります

パンフレットをネットショップで販売中
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ベートーヴェンの第九交響曲。愛と生命の賛歌を、歌い、踊り、生きる。

【不可能とされた伝説のステージが時を超え実現、21世紀のバレエ史に残る新たなる感動へ。】

1964年にブリュッセルのシルク・ロワイヤルにて初演され、20世紀バレエ史上に残る傑作と謳われた伝説のステージがある――天才振付家モーリス・ベジャール率いる20世紀バレエ団が踊ったルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの最高峰『第九交響曲』の舞台だ。世界各地でセンセーションを巻き起こし、1978年のモスクワのクレムリン宮殿での上演を最後にベジャールにより封印されてしまう。その後、1999年のパリ・オペラ座のパリ公演を最後に途絶え、2007年のベジャール亡き後は、再演は不可能とされてきた。総数80人余のダンサーにオーケストラとソロ歌手、合唱団を加え、総勢350人に及ぶアーティストの力を結集した他に類をみない大規模なスケール。合唱団や独奏者が必要であるばかりか多くの優秀なダンサーが不可欠であるため、本作は長年上映が実現しなかった。だが、15年後の2014年に、東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第7弾として、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団の共同制作として空前絶後の一大プロジェクトが実現した。
その奇跡のステージを作り上げるまでの過酷な練習や度重なるリハーサル、ダンサーたちの情熱や苦悩といったバックステージを描いたドキュメンタリーが『ダンシング・ベートーヴェン』だ。本作は、2016年バジャドリード国際映画週タイム・オブ・ヒストリー部門準グランプリを受賞、さらに2017年上海国際映画祭および2017年ダンス・オン・カメラ映画祭でも上映され話題を呼んだ。

【モーリス・ベジャール×ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン×ズービン・メータ 歴史に名を刻む偉大な巨匠たちが生んだ、魂震える神聖な芸術品。】

バレエ界に革新をもたらした世紀の天才振付家モーリス・ベジャール。『春の祭典』『ボレロ』など遺した傑作は数多く、今なお色褪せることなく世界中から愛され続けている。1987年に自らが創立したモーリス・ベジャール・バレエ団(前身の20世紀バレエ団は1960年設立)は、2007年の本人亡き後は、ベジャールの精神的支柱となっていたジル・ロマンが芸術監督として引き継いだ。バレエ団の復活を印象付ける『第九交響曲』プロジェクトは、ベートーヴェンの壮大な音楽に相応しく、世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏を担当した。魂の震えるような音楽が“世界一の弦”と評されるイスラエル・フィルによってパワーアップして蘇り、ダンスと一体になって高みに昇る瞬間はまさに奇跡の体験だ。

【様々な想いを抱えながら、ダンサーたちは伝説のステージに挑む_。】

スイス、ローザンヌ。『第九交響曲』出演のために過酷な練習に取り組むモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。第二楽章のメインをジル・ロマンから任せられた才能豊かなソリスト、カテリーナは踊る喜びに満ち溢れていた。ある日、カテリーナは妊娠が発覚しメインを下ろされてしまう。キャリアが中断されることへの不安と産まれてくる子供への愛情のあいだで揺れ動くカテリーナ。多様な文化的背景を持つダンサーたちは様々な想いを抱えながら、東京での第九のステージに挑む。第九が放つ壮大な世界観のもと、ダンサーという職業の苦悩や情熱を浮き彫りにし、有限のスペクタクルロマンを築き上げる姿に迫る。

【心技体が見事にシンクロしたダンサーたちの神秘的なスーパーパフォーマンス!】

ベジャールは4つの楽章にそれぞれ、「地」「火」「水」「風」を象徴させ、それぞれに「褐色」「赤」「白」「黄」の色を与え、舞台に神秘学的な宇宙絵図を展開させる。まず、第1楽章は東京バレエ団のプリンシパルである上野水香や柄本弾ら。続いて、第2楽章では、モーリス・ベジャール・バレエ団のキャサリーン・ティエルヘルムと大貫真幹。さらに第3楽章では、エリザベット・ロスとジュリアン・ファヴローらだ。そして、第4楽章では、オスカー・シャコン、那須野圭右。それぞれの楽章で実力の拮抗したソリストと群舞によって踊られ、第4楽章はダンサーたちが一堂に会して、興奮が頂点に達したところで“歓喜の歌”へ、そして熱狂的なファランドールへとなだれ込んでいく。優美で強靭な何層もの踊り手の厚みがあってこそ上演できるのが『第九交響曲』だ。舞台と音楽がまるごと観客の前に立ち現われ、すべてが一体となり、人類の遺産ともいうべき楽聖ベートーヴェンの傑作を奏でる。従来のバレエ公演や舞台やコンサートの何十倍も凌ぐ圧巻の一大スペクタクルだ。そして映画では、ダンサーたちの気持ちに寄り添うように、ジル・ロマンの娘マリヤ・ロマンがナビゲートしていく。

【ペドロ・アルモドバル、カルロス・サウラの作品で腕を磨いた、スペインが誇るアランチャ・アギーレ監督】

監督は、モーリス・ベジャール・バレエ団のベジャール亡き後のプレッシャーと葛藤と挑戦の日々に迫ったドキュメンタリー『ベジャール、そしてバレエはつづく』(09)のアランチャ・アギーレ。本作では、2011年シネダンス(アムステルダム)最優秀ドキュメンタリー賞、2010年エンカウンターズ南アフリカ国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀海外ドキュメンタリー賞受賞、2009年スペイン映画脚本家協会 最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した。バレエ関連のドキュメンタリーを多数手がけており、ペドロ・アルモドバル、カルロス・サウラ、マリオ・カムス、バシリオ・マルティン・パティノといった錚々たる映画監督のもとで助監督として経験を積んだ今、スペインで最も期待されている女性監督の 一人だ。

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