公式サイト: http://yamato-california.com
米軍基地のある神奈川県大和市を舞台にした新世代音楽青春映画。奪われた、怒りと声を取り戻せー。
【終了日:7/20(金)※1週限定上映】
【監督】宮崎大祐
【キャスト】韓英恵,遠藤新菜,片岡礼子,内村遥,西地修哉
2016年/日本,アメリカ/119分/boid/DCP
7月14日(土)〜7月20日(金) |
19:40〜21:45 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
神奈川県大和市。この町は戦後米軍基地と共に発展してきた。厚木基地の住所はカリフォルニア州に属しているのだという都市伝説があるという。
この町に住む十代のラッパー・長嶋サクラは日本人の母と兄、母の恋人で米兵のアビーに囲まれ、この町同様、複雑な関係性の中で育ってきた。アメリカのラッパーに憧れて、サクラは毎日ラップの練習と喧嘩に明け暮れる。ある日、アビーの娘・レイがカリフォルニアからやってくる。日米のハーフで、サンフランシスコで生まれ育ったレイ。好きな音楽の話をきっかけに
して2人は距離を縮めていくのだが─。
【ニューヨークタイムズやヴァラエティ、ハリウッド・レポーターで絶賛!】
本作は米軍基地、貧困といった問題を抱える大和という場所で、ひとりの少女が“語るべき言葉”を獲得していく物語だ。サクラを演じるのは、今年『霊的ボリシェヴィキ』(高橋洋監督)、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督)などの公開作が控えている韓英恵。監督は、黒沢清監督『トウキョウソナタ』の助監督などを経て、2011年に筒井武文監督『孤独な惑星』で脚本家デビュー、同年に初長編作品『夜が終わる場所』を発表した宮崎大祐。本作は北欧最大であるタリン・ブラックナイト映画祭をはじめ、世界中の20近い著名映画祭に招待され、ニューヨーク・タイムズやハリウッド・リポーター、ヴァラエティと言った海外メディアで絶賛された。
【大和市に集まったミュージシャンたち】
劇中では「相模の看板」として知られる地元出身のラッパーNORIKIYO が本人役でライブを披露し、同じく神奈川県横須賀市出身のラッパーでありビートメーカーであるCherry Brown がサントラを担当&カメオ出演。さらに、日本が世界に誇るジャパニーズ・オリジナルサイケデリック・パンクバンド、割礼の宍戸幸司、そして轟音のバンドアンサンブルと叙情的な詞世界でカリスマ的な人気を誇るGEZANも、その演奏で「大和」の背景に広がる世界をさらに豊かなものにする。
【映画の舞台:神奈川県大和市】
神奈川県のほぼ中央、相模野台地上にある市である。都心部からは40~50km圏内、新宿・渋谷・横浜にそれぞれ1時間以内で移動できることから利便性は比較的良い。東は横浜市、西は座間市、海老名市、綾瀬市に、南は藤沢市、北は相模原市、東京都町田市にそれぞれ隣接している。市内最大の商業施設として、イトーヨーカドーとイオンが共同で出店した大和オークシティがある。神奈川県内では治安の悪い地区として知られる。また、大和市をふくむ神奈川県央=相模エリア一帯はヒップホップどころとしても有名で、NORIKIYOを中心とするヒップホップ・ポッセ SD JUNKSTAやSALU、SIMI LABなど多くのラッパーたちが活動している。
大和市と綾瀬市、海老名市にまたがり、約507万平方メートルの広大な敷地を有する厚木基地(正式名称:厚木海軍飛行場)が存在する。航空機騒音や事故の不安等を与え、その日常生活に様々な影響を及ぼしている。大和市出身の有名人として、近藤真彦(タレント)、河村隆一(ミュージシャン)などがいる。
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