公式サイト: http://angel-mienai.com
“姿の見えない少年”と“盲目の少女”のとびきりピュアで切ない小さな恋の物語
【終了日:11/23(金)】
【原題】Mon ange
【監督】ハリー・クレフェン
【キャスト】フルール・ジフリエ,エリナ・レーベンソン,マヤ・ドリー,ハンナ・ブードロー,フランソワ・バンサンテッリ
2016年/ベルギー/79分/アルバトロス・フィルム/DCP
11月03日(土)〜11月09日(金) |
16:00〜17:20 |
---|---|
11月10日(土)〜11月16日(金) |
10:50〜12:10 |
11月17日(土)〜11月23日(金) |
12:15〜13:35 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【詩的で幻想味あふれる映像美に包まれた、
とびきりピュアな珠玉のラブロマンスがヨーロッパから届いた――。】
製作を務めるのはベルギーの至宝と呼ばれる名監督、ジャコ・ヴァン・ドルマル(『神様メール』『トト・ザ・ヒーロー』)。彼が自身の映画に出演している俳優であり、長年の友人でもあるハリー・クレフェン監督とタッグを組み、『ぼくのエリ 200歳の少女』や『シザーハンズ』に続く、切なくも愛おしい究極のラブロマンスが誕生した。
【語り部は“見えない”男の子、エンジェル。
この不思議な物語は、ほぼ全編、彼の視点を通した映像世界で綴られていく。】
エンジェルが生まれ育つのは、ある閉ざされた施設の中。
彼の母親、ルイーズはマジシャンの恋人に捨てられ、心を病んでしまい施設に入居。その後、特異体質を持つ赤ん坊エンジェルを生む。
母親と仲良く暮らしていたある日、初めて施設を抜け出して外の世界に出たエンジェルは、盲目の女の子マドレーヌと知り合う。
エンジェルの秘密に気が付かないマドレーヌ。次第にふたりは心惹かれ合っていく。
そんな時、マドレーヌは目の手術を受けることになるが……
美しく成長したヒロインのマドレーヌ役を演じるのは、これが長編映画デビューとなる新星フルール・ジフリエ。彼女を含めて幼少期、10代の思春期と、三人の女優がマドレーヌを演じるが、そのスムーズなスイッチングには誰もが驚くはず。切り替わりに気づかなかったという観客も居たほど、少女から大人までの成長がごく自然に見える。
エンジェルの母親ルイーズ役には、エリナ・レーヴェンソン。ハル・ハートリー監督の『シンプルメン』や『愛・アマチュア』での鮮烈な姿で知られるほか、最近では『わたしたちの宣戦布告』などの代表作を持つ名女優である。
そして何といっても映画の要となるのは、エンジェルの実在感だ。我々は姿が見えない彼の心情を確かに感じて、その繊細な動きに共感するだろう。斬新な着想のおとぎ話を、不思議なリアリティでみごとに支えている。
月例イベント
ブログ
満席にはなりません。