あの日、あの場所で 私たちはまた出逢うー。18世紀ポルトガル、21世紀日本。時代をこえた愛と復讐の記憶たち。
【終了日:2019年2/1(金)】
【監督】舩橋淳
【キャスト】柄本佑,アナ・モレイラ,アントニオ・ドゥランエス,中野裕太
2018年/日本,ポルトガル,アメリカ/139分/パラダイス・カフェフィルムズ/DCP
1月19日(土)〜1月25日(金) |
13:05〜15:30 |
---|---|
1月26日(土)〜2月01日(金) |
17:25〜19:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
日本、ポルトガル、アメリカの3か国による合作映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』。
物語の舞台は、リスボン大震災後のポルトガルと東京オリンピック後の日本。乗り越えられない境遇─境界線(ボーダー)によって引き裂かれ、その挙げ句に恋人を殺害された女が、その恨みを晴らすために選んだ手段は、想像もつかないものだった・・・。
18世紀と21世紀。登場人物の立場は時代によって微妙に入れ替わりながらもほとんど同じプロットが反復され、デジャブのように交差し、やがて愛憎の不条理に引き裂かれた人間の業をあぶり出してゆく。
主演は今年主演作が3本となる柄本佑。18世紀のポルトガルパートでは、ほとんどセリフもない日本人奴隷、21世紀の日本パートではエリート会社員を演じ、英語セリフにも初挑戦している。また、英語、イタリア語、フランス語などを話す中野裕太は、約1か月半でポルトガル語を習得。日本人奴隷の仲間と、夢を抱いて、浜松にやって来たブラジル移民役で新境地を見せた。ヒロイン役は、第62回ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とアルフレッド・バウアー賞を受賞したポルトガル映画『熱波』(12)のアナ・モレイラ。監督はその卓越した観察眼により、衝撃的な長編デビュー作『BIGRIVER』(06)(主演:オダギリジョー)、そして福島県双葉町の人々の姿を真摯に見つめたドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(12,14)2部作を手掛けた舩橋淳監督。
構想3年。撮影は、2016年11月から12月まで、ポルトガルの世界遺産ギマランイスを始め、ポルト、ブラガ、ペニシェ、静岡県浜松市で行われ、哀愁をまとうファドに彩られたこの日本とポルトガルの合作映画は、パウロ・ローシャ監督の『恋の浮島』(83)、ジョアン・マリオ・グリーリョ監督の『アジアの瞳』(97)に続き3作目であり、初の日本人監督作品となる。
月例イベント
ブログ
満席にはなりません。