岩手県下閉伊郡田野畑村。限りなく自然に近い環境で牛を育てる家族の24年間を追いました。
【終了日:2019年8/2(金)】
【監督】遠藤隆
【キャスト】吉塚公雄,吉塚登志子,浅野都,吉塚公太郎,吉塚恭次
2019年/日本/103分/ウッキー・プロダクション/DCP
7月20日(土)〜7月26日(金) |
13:10〜15:00 |
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7月27日(土)〜8月02日(金) |
09:15〜11:00 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,700 | ¥1,400 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,400 | ¥1,100 | ¥1,100 |
岩手県下閉伊郡田野畑村に暮らす、5男2女・9人の酪農大家族。
一家が営むのは、一年を通して山に牛を完全放牧し、大地に生えるシバと自前で栽培する牧草だけを餌に牛を育てる“山地酪農”。自然の営みのなかから生み出される、その理想の酪農の実現を胸に、大学卒業後この地に移住した父・公雄は、山を切り開き、シバを植え、牧場を育ててきました。
プレハブの家でのランプ生活が続くなか授かった7人の子どもたちは、父の背中を追うように牧場を元気にかけまわり、手伝いをし、すくすくと育っていきます。夏には冬のための草を刈り、秋にはヤマナシの木に登ってその実をオヤツに、冬にはみんなで薪を拾い、春には仔牛が生まれる…四季の風景に彩られ、休むことのない牧場の暮らし。
一方、自然とともに歩む“山地酪農”ゆえの課題は、次々と一家の暮らしの前に立ちはだかります。
限りある乳量、広さに応じて決まっている牛の頭数、販売価格の調整…ジレンマと闘いながら試行錯誤を繰り返す日々は続きます。
みんなで囲む楽しい食卓、周囲の支え、成長した子どもたちと頑なな父との衝突と葛藤、そして仲間とともに踏み出したプライベートブランド《田野畑山地酪農牛乳》設立への挑戦、第二牧場への夢————。
山懐に抱かれて、365日24時間“いのち”と向き合いながら、愛情いっぱいに育まれるその営みを大切に綴りました。
地元ローカル局による丹念な取材
24年もの年月を丹念に追ったのは、ながきにわたり地域に根ざした放送を続けてきた地元“テレビ岩手”。これまで、県内および日本テレビ系列『NNNドキュメント』で放送を重ね、数々の賞を受賞してきたこの人気TVドキュメンタリーシリーズを、開局50周年を記念して映画化・公開することに決めました。
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