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往年の名作『八月の鯨』を彷彿させる超シニア世代の青春寓話!映画、演劇界の巨匠たちがタッグマッチ!
【終了日:2019年9/13(金)】
【監督】西川信廣
【キャスト】柳澤慎一,高橋長英,土屋貴子,金内喜久夫,たかお鷹
2019年/日本/104分/エレファントハウス,ミューズ・プランニング/DCP
8月31日(土)〜9月06日(金) |
12:35〜14:25 |
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9月07日(土)〜9月13日(金) |
15:30〜17:20 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【主演二人の合計年齢は、162歳!
シニア世代の方がハマる映画がここに誕生しました!】
近年、国外では70代夫婦のロードムービー『ロング,ロングバケーション』や、クリント・イーストウッド監督、主演最新作『運び屋』といったシニア世代を主人公にした名作が続々と制作されている。そんな中、日本から“超シニア世代”の映画が誕生した。『兄消える』。信州上田を舞台に、40年ぶりに再会した対照的な兄弟の絆を、ほろ苦い笑いと共に瑞々しく描いた“青春寓話”である。兄、金之助を演じるのは、軽妙洒脱な演技で人気を博し、「本作を遺作にしたい」という思いで撮影に臨んだ戦後昭和を代表する、伝説の喜劇俳優、柳澤愼一(86歳)。弟、鉄男役には、俳優座養成所出身で、舞台や映画で活躍する名優、高橋長英(76歳)。ふたりの名優に挟まれながらも堂々とした存在感で魅了したのは『潜伏SENPUKU』(2013)で第1回新人監督映画祭主演女優賞を受賞した土屋貴子。無邪気な明るさの中にどこか憂いを覗かせた芝居で映画に華を添えている。
【日本の映画界、演劇界を支えてきた重厚な俳優陣!映画、演劇界の巨匠たちがタッグマッチ!面白くない訳がない!まずは観てもらいたい作品】
監督は、文学座の演出家であり、日本を代表する演劇界の重鎮、西川信廣(映画初監督/日本劇団協議会会長、日本演出家協会理事)。そして、第40回川端康成文学賞、第38回野間文芸新人賞受賞作家で、『俳優・亀岡拓次』が映画化されたことも記憶に新しい戌井昭人が西川の自伝的エピソードをモチーフにオリジナル脚本を書き下ろし。音楽には、黒澤明や今村昌平を支えてきた池辺晋一郎が参加。静謐な中にも叙情性あふれるスコアがドラマを引き立てる。かつてリリアン・ギッシュ、ベティ・デイヴィスが姉妹を演じた名作『八月の鯨』(‘87)を彷彿とさせる、心にしみる人生賛歌が完成した。
【人生の終着点を迎えてもなお葛藤は続く】
老兄弟の胸中に蘇る「故郷」や「家族」への思い
町工場を細々と続け、100歳で亡くなった父親の葬式を終えたばかりの76歳の真面目な独身、鉄男のもとに、40年前に家を飛び出した80歳の兄・金之助がワケあり風の若い女、樹里を連れて突然舞い戻ってきた。その日以来、奇妙な共同生活を始める3人。
やがて金之助の過去や樹里の素性が明らかとなる中、兄と弟それぞれの胸中に静かな確執とともに「故郷」や「家族」への思いが蘇っていく̶̶。
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