中国新世代の俊傑 フー・ボー監督
最初で最期の最高傑作
【終了日:2019年12/6(金)】
【原題】大象席地而坐 An Elephant Sitting Still
【監督】フー・ボー
【キャスト】チャン・ユー,ポン・ユーチャン,ワン・ユーウェン,リー・ツォンシー
2018年/中国/234分/ビターズ・エンド/DCP
11月23日(土)〜11月29日(金) |
12:30〜16:25 |
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11月30日(土)〜12月06日(金) |
15:35〜19:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥2,200 | ¥1,800 | ¥1,800 |
会員 | ¥1,800 | ¥1,800 | ¥1,800 |
【行き場のない悲しみを抱えた孤独な“4人の運命”が交差するある1日の物語。】
時代の流れとともに炭鉱業が廃れた中国の小さな田舎町。少年ブーは友達をかばい、不良の同級生シュアイをあやまって階段から突き落としてしまう。シュアイの兄は町で幅を利かせているチェンだった。チェン達に追われ町を出ようとするブーは、友達のリン、近所の老人ジンをも巻き込んでいく。親友を自殺に追い込んでしまい自責の念にかられるチェン、親と折り合いがつかず、教師と関係を持つことで自分の居場所を見出そうとするリン、娘夫婦に邪険にされながらも老人ホーム行きを拒むジン。それぞれに事情を抱えながら、遠く2300㎞先の果て満州里にいる、一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在にわずかな希望を抱き4人は歩き出す──。
【名立たる巨匠たちも絶賛‼
ベルリンを皮切りに世界を圧倒し続ける魂の234分‼】
The New York Times、Screen Dailyなど有力誌がこぞって絶賛!The Film Stageは「『牯嶺街少年殺人事件』を思い起こす壮大な叙情詩」と評し、各国映画祭が高く評価する新人監督の驚異のデビュー作。『勝手にしやがれ』『アモーレス・ペロス』など、並みいる名匠に輝かしいデビュー作があるように、本作もまたまばゆく漲る力によって世界中を虜にし続けている。そして、ハンガリーの鬼才タル・べーラを師と仰ぎ映画愛に溢れるフー・ボー監督は本作を完成させたのち、29歳の若さでこの世を去った。世界に遺したただ一つの傑作。
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