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93歳の漁師と、20歳の娘が織りなす、不思議なひと夏の「道行き」ー
【終了日:2019年11/22(金)※1週間限定上映】
【監督】大嶋拓
【キャスト】加藤茂雄,宮崎勇希,渡辺梓
2018年/日本/52分/「浜の記憶」製作委員会/ブルーレイ上映
11月16日(土)〜11月22日(金) |
12:55〜13:55 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,000 |
加藤茂雄、93歳。職業、俳優兼漁師。
1948年、鎌倉アカデミア演劇科在学中「春の目ざめ」(@日劇小劇場)で初舞台を踏み、1950年に東宝と契約。
黒澤明『生きる』『七人の侍』、本多猪四郎『ゴジラ』など数え切れない程の名作映画に出演。
テレビに活動の場を移してからも数多くの作品に顔を出し、2018年、めでたく俳優生活70周年を迎えた。
「今も現役」と胸を張る日本映画界の伝説(レジェンド)が、93歳にして人生初の主演映画に挑む!
現在ギネスブックで認定されている世界最高齢の映画初主演俳優は『ペコロスの母に会いに行く』(2014)の赤木春恵(出演当時89歳)だが、それを上回る壮挙と各方面から注目を集めている。
加藤が演じるのは、鎌倉の海辺の町に一人で暮らす老漁師・繁田。実生活とも重なる役どころだ。
繁田に亡き祖父の面影を重ねるヒロイン・由希役には、オーディションで選ばれた新人・宮崎勇希。また、NHK連続テレビ小説「和っこの金メダル」で主演デビューし、現在もテレビ・映画・舞台で活躍を続ける渡辺梓が、繁田の一人娘・智子に扮し作品に華を添える。
監督と脚本は、ドキュメンタリー映画『鎌倉アカデミア 青の時代』(2017)で加藤に複数回の取材撮影を行い、その魅力に取りつかれた大嶋拓。
日本が新しい元号に突入した今、「人生100年時代」を体現する秀作が誕生した!
【93歳の漁師と20歳の娘が織りなす、不思議なひと夏の「道行き」―】
鎌倉・長谷の海岸で地引網を営む93歳の老漁師・繁田。妻はすでに亡く、東京で教師を務める一人娘の智子は月に数回顔を見せる程度だが、網を引く手はいまだ現役、悠々自適のひとり暮らしだ。しかし、わずかずつ進む老いと、漠然とした孤独感が、繁田の日常を静かに包み込んでいた。
そんな夏の初め、漁に励む繁田の姿を写真に収め、気さくに話しかけてきた年若い娘がいた。娘は由希と名乗り、カメラマンをめざしていると語る。今は亡き祖父も漁師だったという由希は、それからも浜辺を訪れるようになり、70歳以上も年の離れた2人は、互いの心の空白を埋めるかのように親しさを増していく。海を歩き、祭りを楽しみ、鎌倉の古寺をめぐる。かけがえのない2人だけの時間が流れていく。
だがある日、浜辺で「逢瀬」を楽しむ繁田と由希の前に智子が現れたことから、2人の関係は思いがけない方向に……。
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