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前作『溶ける』で卓越した演出力と表現力が評価され、史上最年少でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に正式出品されるなど、国内外で注目を集めている新鋭・井樫彩による初長編作品。14歳の少女と27歳の女性。孤独を抱えるふたりの、交わることのない愛の日々がつづられる。ダブル主演に抜擢されたのは、『みつこと宇宙こぶ』(’17)で第11回田辺・弁慶映画祭主演女優賞を受賞した期待の新人・小松未来と、『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング・ビューティ』(’17)、『娼年』(’18)など映画ドラマ問わず鮮烈な演技で存在感を発揮する桜井ユキ。桜井ユキ演じる弥生の恋人・賢吾役には『ケンとカズ』(’16)で注目を集め、『北の桜守』『万引き家族』等、映画出演が続く新進気鋭の毎熊克哉。そして『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の小林竜樹や、菊沢将憲、大原由暉、大重わたる、PANTA(頭脳警察)など、演技派の俳優が脇を固めている。さらに、モデルで女優の中田クルミも声で出演。また、大阪出身の3ピースロックバンド・HumpBackと主題歌でタイアップ。12月5日(月)にリリースされる2ndシングル「涙のゆくえ」より「クジラ」が楽曲提供された。
【STORY】
片田舎の病院に怪我をして入院した 14 歳の陽(小松未来)。彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対 し、特別な感情を抱き始めていた。だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。1年後、陽は買い物の帰り道で偶然弥生と再会する。そこにいたのは、過去の優しい面影はなく、男たちに身体を売ることで生計 を立てている弥生だった。再会後、学校にも家にも居場所がない陽は、吸い寄せられるように弥生に近づく。一方、弥生には誰に も言えない悲しい過去があった。満たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えるふたりは、弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく——。
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