「淵に立つ」「よこがお」の深田晃司監督が星里もちるの同名コミックを連続ドラマ化し、2019年放送された作品を劇場作品として再編集
【終了日:2020年10/29(木)】
【監督】深田晃司
【キャスト】森崎ウィン,土村芳,宇野祥平,石橋けい
2020年/日本/228分/ラビットハウス/DCP
10月09日(金) |
19:15〜23:20 |
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10月10日(土)〜10月16日(金) |
15:20〜19:35 |
10月17日(土)〜10月23日(金) |
11:20〜15:30 |
10月24日(土)〜10月29日(木) |
08:50〜12:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥2,300 | ¥1,800 | ¥1,800 |
会員 | ¥1,800 | ¥1,800 | ¥1,800 |
【その女、出会ったことが事故だった──愚かな男女の転落サスペンス】
物語の主人公は、どこか虚無感をかかえながら成り行きまかせの日常をこなしている会社員・辻一路 (森崎ウィン)。人当りはいいものの実は何事にも冷めており、職場の先輩と後輩の二股を進行させているという “クズ男” の辻が出会うのは、無意識のうちに男性をひどい状況へと導くヒロイン・葉山浮世 (土村芳)。 追い込まれるとその場限りの嘘をつき、お金や人間関係、すべてに無責任な言動をとる浮世は、辻を含めた周囲の男性を巻き込みながら転落を繰り返します。
裏切りや背徳が満ちた作品ですが、ただの「愚かな男女が堕ちていくゴシップストーリー」ではありません。彼らの弱さは、実は自分自身にも少なからず身に覚えがある部分なのではないでしょうか。
特に、一見ひどい女に見える浮世という女性にフォーカスをあてています。
「男社会の欲望の中で消費されていく女性の生きづらさ、男社会で求められる女性の姿を生き抜くための擬態のように身にまとってしまったかのようなヒトの哀しさ」を描きたいと深田監督自身がコメントするように、女性に対する理不尽を通じて人間を描きます。
【『りびんぐゲーム』『ルナハイツ』などで知られる星里もちるの同名コミックを実写化!】
メガホンを取るのは、映画『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞し、新作映画『よこがお』が好評公開中(2019年9月現在)の深田晃司監督。『本気のしるし』は自身が20歳の頃に出会ってから映像化を熱望していた作品であり、連続ドラマ作品は初挑戦となります。
主人公の辻一路役を演じるのは、ドラマ初主演となる森崎ウィン。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』(2018年)でダイトウ役を射止め、2019年10月には出演作の恩田陸原作映画『蜜蜂と遠雷』が公開を控えています。
ヒロイン・葉山浮世役を、ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などで存在感を示す実力派女優の土村芳が演じます。
抜け出せない破滅への道を歩んでいく辻と浮世。不器用で弱いふたりが、転落した先に見つけた答えとは?
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