公式サイト: http://www.ouryouthintw.com
台湾、香港、中国でみつけた“私たち” の未来への記録
【終了日:2021年2/5(金)】
【原題】我們的青春,在台灣 Our Youth in Taiwan
【監督】フー・ユー
【キャスト】チェン・ウェイティン,ツァイ・ボーイー,リン・フェイファン
2017年/台湾/116分/太秦/DCP
1月23日(土)〜1月29日(金) |
10:20〜12:20 |
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1月30日(土)〜2月05日(金) |
08:50〜10:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
アジア初の同性婚法制化、蔡英文総統の歴史的再選、女性議員がアジアトップ水準の4割を占め、世界も注目した新型コロナ対策などで関心を集める台湾。金馬奨授賞式で傅楡(フー・ユー)監督が涙を流しながら、「いつか台湾が“真の独立した存在”として認められることが、台湾人として最大の願いだ」とスピーチをしたことは大きなニュースとなった。
ひまわり運動は、23日間の及ぶ立法院選挙、統率の取れた組織力、全世界に向けたメディア戦略、まれにみる“成功”をおさめたと言われている。しかし立法院内では、一部の指導者たちによる決議に対する不満など、理想の“民主主義”の困難さに直面し、多くの課題を残していた。雨傘運動前の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)との交流など、カメラは台湾、香港、中国の直面する問題、海を越えた総合理解の困難さ、民主主義の持つ一種の残酷さを映し出していく。
台湾という息吹きの中で、ともに未来を描き、迷い、空っぽになり、ともに理想求めもがく、“私たち”の青春の物語は、何を問いかけてくるのか──
【story】
2011年、魅力的な二人の大学生と出会った。台湾学生運動の中心人物・陳為廷(チェン・フェイファン)と共に立法院に突入し、ひまわり運動のリーダーになった。“民主”が台湾でどのように行われているのか伝えたいと博芸が書いたブログは、書籍化され大陸でも刊行される人気ぶりだ。彼らが最前線に突き進むのを見ながら、「社会運動が世界を変えるかもしれない」という期待が、私の胸いっぱいに広がっていた。しかし彼らの運命はひまわり運動後、失速していく。ひまわり運動を経て、立法院補欠選挙に出馬した為廷は過去のスキャンダルで撤退を表明。大学自治会選に出馬した博芸は、国籍を理由に不当な扱いを受け、正当な選挙すら出来ずに敗北する。それは監督の私が求めていた未来ではなかったが、その失意は私自身が自己と向き合うきっかけとなっていく──。
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