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かつてのまちの上に、あたらしいまちがつくられた、そこへ、四人の旅人がやってくる。ちいさな〈継承〉の、はじまり、はじまり
【終了日:2021年4/22(木)】
【監督】小森はるか,瀬尾夏美
【キャスト】古田春花,米川幸リオン,坂井遥香,三浦碧至
2019年/日本/79分/東風/DCP
4月10日(土)〜4月16日(金) |
13:00〜14:25 |
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4月17日(土)〜4月22日(木) |
09:05〜10:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
二〇一八年、四人の旅人が陸前高田を訪れる。まだ若いかれらは、“あの日”の出来事から、空間的にも時間的にも、遠く離れた場所からやって来た。大津波にさらわれたかつてのまちのことも、嵩上げ工事の後につくられたあたらしいまちのことも知らない。旅人たちは、土地の風景のなかに身を置き、人びとの声に耳を傾け、対話を重ね、物語『二重のまち』を朗読する。他者の語りを聞き、伝え、語り直すという行為の丁寧な反復の先に、奇跡のような瞬間が立ち現れる。
【交代地──出来事の体験者から非体験者へ 記憶を手渡し、ちいさな継承をはじめるための場】
本作は、東日本大震災後のボランティアをきっかけに活動をはじめ、人々の記憶や記録を遠く未来へ受け渡す表現を続けてきたアーティスト「小森はるか+瀬尾夏美」によるプロジェクトから生まれた。『二重のまち』とは、かつてのまちの営みを思いながらあたらしいまちで暮らす二〇三一年の人々の姿を、画家で作家の瀬尾夏美が想像して描いた物語。陸前高田を拠点とするワークショップに集まった初対面の四人の若者たちが、自らの言葉と身体で、外の土地の過去、現在、未来を架橋していくまでを、映像作家の故森はるかが克明かつ繊細に写しとる。
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