“やさしい嘘”が生み出した、おとぎ話のような一瞬の時間
【終了日:2021年7/29(木)※6日間延長になりました!】
【監督】山本起也
【キャスト】藤原季節,原知佐子,杉原亜実,中田茉奈実
2020年/日本/129分/北白川派/DCP
7月10日(土)〜7月15日(木) |
13:10〜15:25 19:10〜21:25 [レイト] |
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7月16日(金) |
13:10〜15:25 |
7月17日(土)〜7月23日(金) |
10:40〜12:50 |
7月24日(土) |
13:00〜15:10 |
7月25日(日) |
21:10〜23:20 [レイト] |
7月26日(月)〜7月29日(木) |
13:00〜15:10 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
【「もしもしばあちゃん、俺だけど…」】
オレオレ詐欺の旅を続ける若い男が、熊本・天草の寂れた商店街に流れ着いた。老女の艶子は、若い男を孫の“将太”として招きいれる。若い男はいつの間にか、“将太”として艶子と奇妙な共同生活を送るようになり、やさしい“嘘”の時間に居場所を見つけていく。
地元FM局のパーソナリティを務める清ら(きよら)は、昔の天草の8ミリ映像や写真を集め、商店街の映画館で上映会を企画する。ひょんなことから“将太”も、上映会の企画チームに連れ込まれてしまう。賑わいのあった頃の天草・銀天街の記憶を取り戻そうと夢中になる清ら。かつての銀天街の痕跡を探す中で、艶子の持っていた古い家族アルバムに、“将太”は一枚の写真を見つける—
本渡の大火、焼け跡を片付ける町の人々、復興後の祭りの様子…。街に流れるブルースハープの音色と共に、スクリーンに映し出された天草のかつての記憶。
「将太さん、本当はどこのひとなの…」
【“やさしい嘘”が生み出した、おとぎ話のような一瞬の時間 —天草から“のさり”の風が、あなたの心を包み込む、やさしいひと時を届けます。】
“のさり”とは、いいこともそうでないことも、自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるという、天草の優しさの原点ともいえることば。
“のさり”の風が吹く天草で、ひょんなことから生まれる奇妙でやさしい時間。
コロナ禍により人との繋がり、生き方が見直されるようになったいまだからこそ、
「のさり」のやさしさ、天草の持つ人間性が心に染み渡る。
“その土地に暮らす”ということの重みと、ひとの繋がり、心の交流が胸にじんわりと時を刻んでいく。
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