<仁川ミリム劇場同時上映&オンライントーク>開発と保存にゆれる仁川。町と人のドキュメンタリー
【監督】チョ・ウンソン
2021年/韓国/82分/DCP
3月26日(土) |
15:00〜17:30 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
韓国・仁川(インチョン)は、首都ソウルに隣接し、1883年の開港以降、いち早く近代化を経験した。韓国内で初めて鉄道や空港ができ、海運業が始まった場所である。また仁川の旧都心である中区(チュング)は、日本による植民地時代に開発が行われ、赤レンガの近代建築物や植民地建築がいまも残っている。
現在、このエリアでは「開発」と「再生」という2つの概念が激しく対立している。
壊して「開発」するのか、残して「再生」するのか。
古い街並みを残したまちづくりを進めてきた日本の尾道や倉敷の事例も交えながら、すでに多くの建築や路地が失われた仁川のなかでも、あるべき再生の形を夢見る人々の活動を紹介する。
「単なる再生でなく、私たちの生活の場を魅力的にしたい」氷倉庫を改装したアトリエを拠点にする建築再生工房代表
「バラの木、藤の木、とても美しいです。離れるのは寂しい」植民地時代に建てられた日本式住宅に40年以上住む住人
「ひたすら開発には反対です。ひたすら保存にも反対です。」1910年代に建てられた伝統的家屋を改装したカフェのオーナー
【チョ·ウンソン監督 プロフィール】
・劇映画「サンシャイン・ラブ」(2015)脚本・監督|富川国際ファンタスティック映画祭、大阪アジアン映画祭
・ドキュメンタリー「古い未来都市」(2021)|DMZ国際ドキュメンタリー映画祭、仁川人権映画祭
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