第33回フランスのベルフォール映画祭 長編コンペティション部門にノミネートされ話題となった『ある惑星の散文』が4年の時を経て東京での劇場公開が決定！ 世界が注目する濱口竜介監督作品『偶然と想像』の助監督をつとめた深田隆之監督、初の劇場公開作品。
​
『ある惑星の散文』は停滞した時間と距離を巡る映画です。誰の人生でも物事が上手く前進しない停滞した時間があるように、本作の登場人物達も停滞した時間を過ごします。しかし停滞している時にも様々な葛藤や自分自身と向き合い想いを巡らす時間の豊かさが凝縮されています。心の機微を繊細に表現する俳優達の芝居にもご注目ください。


【STORY】

脚本家を目指すルイは海外に行っている映画監督の恋人アツシの帰りを待っている。スカイプ越しに会話を交わす2人は新しい生活への計画に胸を躍らせる。一方、芽衣子は精神疾患によって舞台俳優の活動を離れカフェで働いていた。そこへ急に兄のマコトがやってくるが…。人生の岐路に立つ女性2人が織りなすささやかな物語。