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劇団 オーストラ・マコンドー主宰の演出家倉本朋幸による映画初監督作品【終映日:2022年11月11日(金)】※1週間限定上映
【監督】倉本朋幸
【キャスト】郭智博,古田結凪,和希沙也,冨手麻妙,美保純,カトウシンスケ,後藤剛範,梅舟惟永,田中隆三,渡辺真起子
2019年/日本/87分/Nabura/DCP
11月05日(土)〜11月11日(金) |
17:20〜18:55 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
この作品が出来た時、生まれて初めてこれは僕だと思いました。
これが倉本朋幸です。と誰がなんと言おうが言える。
実際この映画に出てくることのほとんどは実話です。
だけど僕の実話ではありません。ただ本当にこれは僕だと思いました。
中途半端に人生を生き中途半端な覚悟で父になり、中途半端になんとか嘘をつき続けて、
なんとか色々な人に助けられて調子良く生きている。
世の中の大半の人は一生懸命生きていらっしゃる。
僕みたいな中途半端な人間はほとんどいない。
だからこそ、そういう人間がここにいるのだと。
ここに生きているのだと。
僕は僕を肯定したかった、全否定したかった。
つまり、僕のことを嫌いな人は嫌いだろうし、
僕のことを好きになってくれる人は好きになってくれる。
本当に何にも考えず、正直にこれが僕ですと言える作品です。
この映画を見て「これは僕だ」って、
大多数じゃなく、心底そう思ってくれる人のためにこの映画を作ります。
大丈夫。絶対中途半端な俺たちだって、
今日も明日も明後日も来年も、きっときっと生きていける。
生きていいんだ。
絶対絶対生きて生きて生きていいんだ。
監督 倉本朋幸
劇団 オーストラ・マコンドー主宰の演出家倉本朋幸による映画初監督作品
オーストラ・マコンドーとは、2010年に倉本朋幸を中心に結成された演劇プロデュース・ユニット。小劇場演劇の枠に全く入り切らないスケール感と、「次に何を繰り出すか予測不可能」な要素が無二の存在感を際立たせている。 より多くの人々が演劇を通して人生を豊かに、幸せなものになって欲しい。 その想いが創作に挑む原動力となっている。
旗揚公演では岡田利規『三月の5日間』を赤坂REDシアターにて上演し、4桁動員という滑り出しを飾る。その後様々なジャンルに題材を求め、2012年にはTOKYO FM HALL にて舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』を、2013年にはフランク・キャプラの名作映画『素晴らしき哉、人生!』を上演し、様々な方面からの注目と評価を得る。
また、意欲作であるオリジナル作品『トーキョービッチ, アイラブユー』は映画化され、第14回東京フィルメックスにて、スペシャル・メンションを授与された。 多くの公演で実績を重ねてきた確かな演出力で、初のオリジナル長編映画作品に挑む。
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