愛国の告白 沈黙を破るPart2(休憩あり) screen ジャック

兵士か、人間か。
「裏切り者」と呼ばれても伝えたいもうひとつの“真実”
【終映日:2023年2月24日(金)】※1週間限定上映

【監督】土井敏邦
2022年/日本/170分/きろくびと/DCP

2月18日(土)〜2月24日(金)
11:30〜14:40
  一般 大専 シニア
通常 ¥2,000 ¥1,500 ¥1,500
会員 ¥1,500 ¥1,500 ¥1,500
高校生以下・しょうがい者:¥1,300
※サービスデー1500円 ※招待券不可
★2/18(土)、19(日)、23(木祝)11:30回上映後、
 土井敏邦監督による舞台挨拶開催
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パレスチナ取材暦34年
土井敏邦監督による集大成

1985年以来、34年間現地に通い“パレスチナ・イスラエル”を取材、これまでガザ地区、ヨルダン川西岸、東エルサレムなどパレスチナ人地区とイスラエルについて多数の著書・ドキュメンタリー映像を発表し、報道してきた。

本作『愛国の告白 ─沈黙を破るPart2─』は2009年に国内で劇場公開し、さまざまな映画賞を受賞した長編デビュー作『沈黙を破る』の続編、土井敏邦監督の34年におよぶパレスチナ・イスラエル報道の集大成となる作品である。

「裏切り者」と呼ばれても伝えたいもうひとつの真実

“占領軍”となった若いイスラエル兵たちが、パレスチナ人住民に絶大な権力を行使する兵役の中で道徳心・倫理観を麻痺させ、それがやがてイスラエル社会のモラルも崩壊するという危機感を抱く。その元将兵たちは、“占領”を告発するNGO「沈黙を破る」を立ち上げる。前作『沈黙を破る』(2009年公開)では、そんな若者たちの姿と証言、そして占領地の凄まじい実態を描いた。

あれから13年、イスラエルは一層右傾化し、占領と武力攻撃はさらに強化されている。

その情勢の中で、「沈黙を破る」の活動は、イスラエル社会でさらに重要な存在意味と役割を持つようになった。それに従い、政府や右派勢力からの攻撃も急激に強まっていく。それでも彼らは屈せず、活動を続ける。

これは私たちにとって「遠い問題」ではない。“自国の加害”と真摯に向き合う「沈黙を破る」の元将兵たちの凛とした生き方は、私たち日本人に「“自国の加害”と、あなたはどう向き合っているのか」と問いかけている。



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