『船長さんのかわいい奥さん』、『AMY SAID エイミーセッド』、『Playback』(35mm上映)の三作品を上映【終映日:2022年12月2日(金)】
11月26日(土)〜12月02日(金) |
19:10〜 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,200 | ¥1,200 |
▼11/26(土)・29(火)・30(水)
『船長さんのかわいい奥さん』
【監督】張元香織
【キャスト】澁谷麻美,松浦祐也,前田多美,石山大輔,齊官昌伍,杵築拓也,矢端名結,林美恵,林源太
2018年/日本/75分/イオンエンターテイメント/DCP
愛媛県のとある島に住む若い夫婦。夫の職業は内航船の船員で、三ヶ月の乗船、一ヶ月陸で休暇を過ごすサイクルで生活しており、年に3回しか家に帰ってこない。
妻のあかりの生活は「夫のいない三ヶ月、夫のいる一ヶ月」の繰り返し。
夫のいない間、一人暮らすあかりは近所の奥さんにおすそ分けの芋をもらい、毎朝の楽しみのコーヒーの豆を海沿いの店に買いに行く。結婚して2年、あかりにとって夫がいる生活の方が特別になりつつあった。
そして、またいつもと同じように夫が帰ってくる。
三ヶ月ぶりの夫婦生活。変わらないことと、変わり行くこと。二人の“特別な”時間についての物語。
▼11/27(日)・12/1(木)
『AMY SAID エイミーセッド』
【監督】村本大志
【キャスト】三浦誠己,渋川清彦,中村優子,山本浩司,松浦祐也
2016年/日本/96分/ディケイド/DCP
日本映画に数多く出演する俳優のマネージメント集団ディケイドが設立25周年を記念して本気で挑んだ大人の青春映画
河瀨直美監督をはじめ塚本晋也監督、山下敦弘監督、若松孝二監督、瀬々敬久監督、諏訪敦彦監督、大森立嗣監督らの国際的評価の高い映画作品に数多く出演する俳優のマネージメント会社ディケイドが、設立25周年を記念して、自らが企画、自分たちにとっての日本映画とは何なのか、自問自答しながらも製作をした本作。主演の三浦誠己をはじめ、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、村上虹郎、渡辺真起子、村上淳ら実力派俳優が集結。長編デビュー作『MASK DE 41』(田口トモロヲ主演、2004)で釜山国際映画祭で企画賞グランプリを獲得するなど、国内外から注目される個性派監督・村本大志監督のもと、俳優と俳優の個性がぶつかり合うアンサンブルとなった。
▼11/28(月)・12/2(金)
『Playback』35mm上映
【監督】三宅唱
【キャスト】村上淳渋,川清彦,三浦誠己,河井青葉,山本浩司,テイ龍進,汐見ゆかり,小林ユウキチ,渡辺真起子,菅田俊
2012年/日本/113分/PIGDOM/35mm
懐かしくも新しい、不思議な感覚を与える洗練されたモノクローム映像。そこに焼き付けられた俳優たちの豊かで多彩な表情。ロケ地となった震災後の茨城県水戸市の風景が感じさせる、切実さ。『Playback』は通常の商業映画の枠を超えて、スタッフ、俳優、多くの協力者たちが一丸となり、映画と人生にとっていまこそ必要な「何か」を探るべく全力で勝負した作品だ。昨年の『東京公園』(青山真治監督)、『サウダーヂ』(富田克也監督)に続いて、2012年度ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に出品され、「どうやらここ数年再び息吹を取り戻した若手日本映画からの良い報せであり、見事なサプライズ」とも言わしめた。
まさにこれは、日本映画のオルタナティヴな可能性を体現する一作なのだ。
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