映画監督“世界の渡辺”が、インディーズ映画界の底辺で自分と向き合う青春ロードムービー!!
【終映日:2023年2月24日(金)】
【監督】リム・カーワイ
【キャスト】渡辺紘文,平山ひかる,尚玄,田中泰延
2022年/日本/103分/Cinema Drifters/DCP
2月11日(土)〜2月17日(金) |
12:55〜14:45 |
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2月18日(土)〜2月24日(金) |
18:30〜20:20 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
インディーズ映画界あるあるをちりばめ、コロナ禍の地方ミニシアターを行脚した、 “シネマドリフター(映画流れ者)”リム・カーワイ監督の映画愛が詰め込まれた、 おかしくも切なく愛おしいパラレルワールドが誕生!!
大阪を拠点に、香港、中国、バルカン半島などで映画を製作し、『COME & GOカム・アンド・ゴー』(2020)で注目される、映画監督 リム・カーワイ。主演に東京国際映画祭5作品連続正式出品を成し遂げた、映画監督 渡辺紘文。不器用で憎めない“世界の渡辺”役を本人が好演し、現実と映画を交差させてゆく。
『義足のボクサー GENSAN PUNCH』(2021/ブリランテ・メンドーサ監督)で注目される尚玄が、“世界の渡辺”を翻弄する“社長”役で出演する。“世界の渡辺”の前にふと現れる謎の女性に、新鋭・平山ひかるが、映画初出演とは思えないのびやかな演技で魅了する。そして“世界の渡辺”を見出した、元東京国際映画祭プログラミングディレクターの矢田部吉彦や、ミニシアターの名物館長たちも本人役で出演。
沖縄県【首里劇場】、大分県【別府ブルーバード劇場】、福岡県【小倉昭和館】、鳥取県【ジグシアター】、兵庫県【豊岡劇場】、北海道【サツゲキ】【大黒座】…。全国の個性豊かなミニシアターがロケ地になっているのも見逃せない!
【STORY】
★インディペンデント映画界の異端児
“Cinema Drifter”映画監督
リム・カーワイ
★“大田原愚豚舎” 東京国際映画祭の寵児
映画監督 渡辺紘文
狂喜のコラボレーション!
何もない栃木の田舎町で、くすぶり続ける映画監督の渡辺紘文。地元・栃木を拠点に映画製作団体「大田原愚豚舎」を旗揚げし、東京国際映画祭で数々の受賞歴を持つ渡辺は、自他ともに認める“世界の渡辺”である。しかし“世界の渡辺”もいまは脚本も書けず、大手映画会社から依頼がくることもなく、地元の仲間たちと悪態をつきながら日々を過ごしている。
ある日、旧知のプロデューサーから、世界的映画監督”KOREEDA”の代打で沖縄での映画制作の話が舞い込む。久々の映画制作に浮足立つ渡辺が沖縄に向かうと、「いますぐ俺を主人公にして映画を作れ」と“社長”に高級ホテルに缶詰めにされる。しかし脚本は1ページも書けず、結局、“社長”にも見限られ、ホテルを追い出された渡辺はひとり映画館へ足を運ぶ。
「すみません。映画監督の渡辺紘文という者なんですが、自分の映画を上映してもらえる劇場を探しています。」
コロナ禍にひとりミニシアターを訪ね歩く渡辺は、その道中でいつも正体の異なる不思議な少女に出会い、導かれていく。ようやく兵庫・豊岡劇場で上映が決まるも、誰も“世界の渡辺”を知らず、チケットはまったく売れない。
遂に日本最北端の映画館・大黒座に行きついた渡辺。再び自分の映画を上映することができるのか、“世界の渡辺”として返り咲くことができるのか!?
そして“世界の渡辺”は、映画を愛する人たちと出会い、何を見つけるのか―。
(C)cinemadrifters
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