喜劇 家族同盟<ディープヨコハマを映画とあるく vol.2>※35mm上映 screen ベティ

中村川を舞台に他人同士による“家族”を描く人間讃歌「喜劇 家族同盟」上映+『ディープヨコハマを歩く』佐野亨さんトークも開催!
【終映日:2023年3月3日(金)】

【監督】前田陽一
【キャスト】中村雅俊,中原理恵,有島一郎,ミヤコ蝶々,川谷拓三,佐藤B作,中尾ミエ
1983年/日本/87分/松竹/35mm

十分余裕をもってお座りいただけます。
2月25日(土)〜3月03日(金)
13:20〜14:55
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,200 ¥1,200 ¥1,200
会員 ¥1,000 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
2/25(土)26(日)各回上映後、佐野亨さん( 『ディープヨコハマをあるく』著者)トークあり
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1952年・前身「名画座」開館 映画館70周年記念企画の第2弾!
話題の書籍『ディープヨコハマをあるく』著者・佐野亨さん推薦「虹をわたって」上映+トークで横浜の深層を味わう!

<作品選定 + トーク>
佐野亨さん
『ディープヨコハマをあるく』著者
1982年、東京都生まれ。日本映画学校卒。出版社勤務を経てフリーランスの編集・文筆業に。編著に『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)など。国立映画アーカイブ(NFAJ)客員研究員も務める。


「喜劇 家族同盟」
<イントロダクション>
血のつながりのないニセ物同士が集まって、ファミリーごっこをしているうちに本物の家族のように結ばれていく様を描いたストーリー。脚本は中島丈博と本作品で監督も手がけている前田陽一による共同執筆。撮影は長沼六男がそれぞれ担当している。
高速道路に覆われる前の中村川を中心に、建て替え前の三吉演芸場や山手が重要な舞台となった作品。

<ストーリー>
ここは横浜の寿町。もう60歳はいくつか過ぎた浮浪者の弦一郎(有島一郎)は、港湾労働者の青年・晴男(中村雅俊)に「息子になってくれ」と言い寄っていた。晴男の兄貴分でサラ金業の幾雄(川谷拓三)は、この話に興味を持って弦一郎に事情を聞くと、弦一郎は半年前にゴミと一諸に三百万円の大金を拾ったのだが、その金で以前からの夢だった、戦災で亡くした息子と暮したい、たとえ仮の息子でもいい、普通の家庭を持ちたい、というのだ。幾雄は「弦一郎に五千万円の保険をかける。お前が受取人になるんだ。心臓が弱そうだから心臓に負担になるようなことをやればいいんだ」と気のり薄な晴男を承諾させてしまった。息子ができたら連れ合いが欲しいと弦一郎は、ヤリテ婆のナツ(ミヤコ蝶々)を選び、さらに晴男に惚れているおカマのキーコ(佐藤B作)が妹に志願してきた。そして晴男は、事情を全く知らない正太郎という子連れの保母・百合子(中原理恵)と結婚。これで弦一郎の夢だった“一般家庭”が誕生した。晴男は百合子には銀行員と偽って幾雄のサラ金会社に勤め、百合子の前で弦一郎とナツが“夫婦喧嘩”してみせたり、ごく普通の家庭ゴッコが続けられた。一方いつまで経っても元気な弦一郎に業を煮やした幾雄は、彼を健康の為と称して過激な運動をさせ、あげくはサウナに閉じ込めて虫の息にさせてしまった。間一髪、晴男が気が付いて救けた。晴男は家庭ゴッコを続けているうちにいつしか“ファミリー”を愛おしくなってしまっていたのだ。

(C)1983 松竹株式会社

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