公式サイト: https://pbmff.jp/
ピーター・バラカンが選んだ
音楽映画フェスティヴァル
DCP
12月16日(土) |
16:10〜 |
---|---|
12月17日(日) |
18:30〜 20:15〜 |
12月18日(月)〜12月22日(金) |
16:10〜 18:05〜 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
▶『ガッジョ・ディーロ』(1997年/100分/ルーマニア、フランス/原題:Gadjo Dilo)
アルジェリア生まれのフランス人トニー・ガトリフは主にロマの音楽と文化を紹介するロード・ムーヴィーを得意とする監督です。1997年のこの作品の舞台はルーマニア。父が好きだった歌手を探して迷い込んでくる若いフランス人ステファンはロマの集落で暮らしながら徐々に彼らの文化に触れて行きますが、ストーリーよりもとにかく音楽の存在が大きいです。
監督:トニー・ガトリフ
出演:ロマン・デュリス、ローナ・ハートナー、イシドア・セルバン
▶『ジャム DJAM』(2017年/97分/フランス、ギリシャ、トルコ/原題:Djam)
トニー・ガトリフの2017年の作品。相変わらず音楽ありきのロード・ムーヴィーです。今回の舞台はギリシャとトルコ。エーゲ海の演歌のような大衆音楽レンベティカが随所に聞こえてくる背景で、ジャムという若い女性は父のボートの壊れた部品を買いにイスタンブルへ。そこで出会ったフランス人女性アヴリルとつるんで2人で帰ってくる道は脱線だらけです。
監督:トニー・ガトリフ
出演:ダフネ・パタキア、シモン・アブカリアン、エレフセリア・コミ、ヤニス・ボスタンツォーグロウ
▶『Dance Craze / 2 TONEの世界 スカ・オン・ステージ!』(1981年/89分/イギリス/原題:Dance Craze)
1980年に大流行したスカ・リヴァイヴァルを体現したバンドのライヴだけで綴った楽しいコンサート映画です。ザ・スペシャルズ、マッドネス、ザ・ビート、ザ・セレクター、ザ・ボディスナッチャーズ、バッド・マナーズの6組が1曲ごとに交代し、踊らずにはいられない強烈なスカ・ビートが続きます。特にスペシャルズのオリジナル・メンバーによる演奏はゴキゲンです。
監督:ジョー・マソット
出演:ザ・スペシャルズ、マッドネス、ザ・ビート、ザ・ボディスナッチャーズ、ザ・セレクター、バッド・マナーズ
▶『Dread Beat and Blood/ダブ・ポエット リントン・クウェシ・ジョンスン』(1979年/44分/イギリス/原題:Dread Beat An’ Blood)
11歳でジャマイカからロンドンに移住したリントン・クウェシ・ジョンスンはジャマイカ訛りの詩をレゲェのビートに乗せる「ダブ・ポエット」として活動、差別を受けながらも生き生きとした音楽を生んだカリブ文化を伝えます。1979年にデビューした時期の彼を追ったこのドキュメンタリーでは音楽活動の他に人種問題に取り組んだ雑誌の編集者としての姿も見ることができます。
監督:フランコ・ロッソ
出演:リントン・クウェシ・ジョンスン
▶『ロッカーズ』(1978年/99分/アメリカ/原題:Rockers)
最初はドキュメンタリーのつもりだったものが結局劇映画になり、低予算感は否めませんが、ルーツ・レゲェの最盛期だった1978年故に見応え、聞き応えが十二分にあります。中心のキャラクターを演じるドラマーのホースマウス・ウォレスの他にグレゴリー・アイザックス、ジェイコブ・ミラー、ビッグ・ユース、バーニング・スピアという大物揃い。
監督:セオドロス・バッファルーコス
出演:リロイ・ホースマウス・ウォレス、リチャード・ダーティーハリー・ホール 、ジェイコブ・ミラー
配給:テントセント
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