ミニフラダンスショー(上映前)
松元裕之監督による舞台挨拶(上映後)
松元裕之監督による舞台挨拶(上映後)
公式サイト: http://nacj.blog133.fc2.com/
わたしが目にしたオールド・ハワイの日系社会
わたしが経験した戦争の真実、すべての記憶を、今ここに語ろう…
【監督】松元裕之
2012年/日本/98分/特定非営利活動法人NAC-J/ブルーレイ上映
3月16日(土)〜3月20日(水) |
10:10〜11:55 |
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3月21日(木)〜3月22日(金) |
10:10〜11:55 16:15〜18:00 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
年間多くの日本人観光客が訪れるハワイでは、それほど英語の必要がなく、地元の人々が歓迎してくれます。
しかしそれも、日系移民の末裔の人々が長い年月をかけて、ハワイの社会に果たして来た役割に負うところが大きいのです。その日系人の立場を好転させ飛躍的に向上させたのが、二世の大戦時の功労でした。
本作は、日系二世の退役軍人とその妻たち34名のインタビューを中心にまとめられたドキュメンタリーです。
しかし戦争の話だけではありません。
「両親はどこから来て何をしていたのか」「どんな家に住み、家庭内での言葉は?」「流行した遊び」「沖縄人に対する差別」「異民族との間に生まれたHAPA(ハーフなどの意)への差別」「戦争時にどういった経験をしたのか」
およそ80年以上前のハワイの様子など、二世は何を見て、どう感じたのかを余すところ無く語った、まさに「もう一つの日本史」です。
みんなの「恩を受けたら礼を返す」想いが集約された作品!映画制作のきっかけは、監督がハワイの日系社会に世話になったお礼を返すことでした。そしてハワイアンミュージックを代表する参加ミュージシャン達も「二世には世話になった」と楽曲の提供を申し出てくれ、出演する二世の多くも「貧乏だったけど不自由無く育ててくれた親や地域に恩を返すのは当然だった。だから志願した」という精神性を持ち合わせていました。「恩を受けたら礼を返す」。
当たり前のことが忘れられている現代において、本作はあらためて「日本らしさ」を問い直しています。
なお、本作の収益は、ハワイの日系の子供達が通うカンシャ・プリスクールのサポートに活用されます。
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