大林宣彦監督最新作。人の生き死には、常に誰か別の人の生き死にに繋がっているー。
【監督】大林宣彦
【キャスト】品川徹,常盤貴子,村田雄浩,松重豊,柴山智加
2014年/日本/171分/PSC,TMエンタテインメント/DCP上映
5月17日(土)〜5月23日(金) |
14:45〜17:40 19:35〜22:25 [レイト] |
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5月24日(土)〜5月30日(金) |
10:05〜13:00 |
5月31日(土)〜6月06日(金) |
16:00〜18:50 |
6月07日(土)〜6月13日(金) |
09:45〜12:40 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
冬の北海道、雪ふる芦別市、現代。風代わりな古物商(星降る文化堂)を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が他界。3月11日14時46分、92歳の大往生であった。
告別式、葬式の準備のため、散り散りに暮らしていた鈴木家の面々が古里点芦別に帰ってくる。光男の妹・英子(左時枝は)82歳。光男にはフたちの息子がいたがすでに他界しており、それぞれに孫がふたりづつ。長男の長男・冬樹(村田雄浩)は大学教授。その娘・かさね(山崎 紘菜)は大学生。長男の次男・春彦(松重豊)その妻は節子(山崎 紘菜)。気難しい光男と(星降る文化堂)では泊原発の職員。唯一ともに暮らしていた孫のカンナ(寺島咲)は看護士。兄の秋人(窪塚俊介)は風来坊。ふらりは光男の亡くなった次男の子供である。
そんな中、なぞの女・清水信子(常盤貴子)が現れる。「まだ、間に合いましたか—–?」。不意に現れては消える信子により、しだいに光男の過去が焙りだされる。
1945年8月15日以降も戦争が続いていた樺太で、旧ソ連軍の侵攻を体験した光男に何がおきたのか?そこには信子が持っていた一冊の詩集を買い求めた一人の少女・綾野(安達祐実)の姿もあった。果たして信子と綾野の関係は?明らかになる清水信子の招待とは?
生と死の境界線が曖昧な”なななのか(四十九日)”の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里につながっていることを学び、未来を生きようと決意する。
北海道芦別市を舞台に、葬儀のために集まった家族の姿と、その家族に関わる終戦の秘話を通じて、3.11以降の日本のあり方を見つめるドラマ。
「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編的位置づけとなる大林宣彦監督作品。全編、芦別市でロケ撮影を行なった。出演は「沈まぬ太陽」の品川徹、「アフタースクール」の常盤貴子。
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