自由はいつも 心の中に
【終了日:2025年8月22日(金)】
【原題】Amerikatsi
【監督】マイケル・グールジャン
【キャスト】マイケル・グールジャン,ホビク・ケウチケリアン,ネリ・ウバロワ,ミハイル・トルヒン,ナリーヌ・グリゴリアン
2022年/アルメニア・アメリカ合作/121分/彩プロ/
|
8月17日(日)〜8月22日(金) |
17:35〜19:40 |
|---|
| 一般 | 大専 | シニア | |
| 通常 | ¥1,900 | ¥1,500 | ¥1,300 |
| 会員 | ¥1,600 | ¥1,200 | ¥1,200 |
幼い頃にオスマン帝国でのアルメニア人迫害から逃れアメリカに移住したチャーリーは、1948年、自身のルーツを知るため祖国アルメニアを訪れる。そこはソ連統治下にあっても理想の故郷のように思えたが、チャーリーは身に覚えのないスパイ容疑で逮捕・収監されてしまう。悲嘆に暮れるなか、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えることに気づいた彼は、そこに暮らす夫婦の生活を観察しはじめる。チャーリーは想像力を研ぎ澄ませ、まるで夫婦と同じ空間にいるかのように彼らと一緒に食事をし、歌を歌い、会話を楽しむようになる。しかし夫婦仲がこじれて部屋には夫だけが残され、時を同じくしてチャーリーのシベリア行きも決まってしまう。移送の日が迫るなか、チャーリーは夫婦を仲直りさせる作戦に乗り出す。
アルメニア系アメリカ人のマイケル・グールジャンが監督・脚本・主演を務めた。ウッドストック映画祭長編映画賞・審査員賞など、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞。
アルメニア情報
西アジアに位置し、北にジョージア、西にトルコ、南にイラン、東にアゼルバイジャンと隣接する。第一次世界大戦中の1915年から数年にかけて、当時オスマン帝国の支配下にあった西部アルメニアでアルメニア人大虐殺が行われた。いわゆるアルメニア人ジェノサイドである。1918年のロシア革命後にアルメニア第一共和国として独立を宣言するが、1920年にはソヴィエト共和国に編入され、アルメニア社会主義ソヴィエト共和国となり、1922年にはソヴィエト連邦の構成国となる。終戦後もソ連統治下のままであり、スターリンはアルメニア復興のための労働力として1946年から48年にかけて祖国帰還運動を実施、本作の主人公のチャーリーも本運動によってアメリカから「理想の祖国」に帰還した者のひとりである。1991年のソ連崩壊に伴い、現在のアルメニア共和国が独立した。
2024年現在、人口約280万人、国土29800km2(日本の約13分の1)、公用語はアルメニア語、宗教は主としてキリスト教。アルメニアは世界で初めてキリスト教を公教として採用した国家である。在日アルメニア人は2023年時点で70人。ジョージアとイランとは良好な関係を維持しているが、アゼルバイジャンとは軍事衝突を繰り返している。ロシアとの関係は緊密であったが、アゼルバイジャンとの衝突に際して支援が得られず、現政権下では欧米との関係強化が加速している。尚、ジェノサイドを認めていないトルコとは外交関係がないままである。
本作で重要なモチーフになっているアララト山は旧約聖書のノアの箱舟が流れ着いたとされる山とされており、古くからアルメニア人が多く居住してきた地域のシンボルとされているが、ソ連崩壊後トルコによって侵略され、現在はトルコ領に存在している。だがアルメニアはこの国境を承認しておらず、国章にはアララト山があしらわれている。











月例イベント

ブログ
