特集上映「イエジー・スコリモフスキ〜「亡命」作家43年の軌跡〜」 screen ジャック

公式サイト: http://skolimowski2014.com/

スコリモフスキの流浪生活から生まれた作品たち5作品上映!

3月14日(土)〜3月20日(金)
15:15〜
17:00〜
20:30〜
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
半券提示で2本目以降→一般1200円/学生1000円

1960年代半ば、ポーランド映画界の“新しい波”を代表する若手監督として躍り出たイエジー・スコリモフスキは、戦後世代の声を代弁する私小説的な 題材選びと奇抜な視覚的アイディアに満ちた画面作りで、一躍国際的な注目を浴びます。

しかしソ連の衛星国の一つであった冷戦時代のポーランドにおいて、反体制的姿勢をほのめかす挑発的なスコリモフスキの作品は問題視され、 それを不服とした作家は祖国を離れることを決意しました。西側各国を渡り歩いて映画製作を続ける、苦難に満ちた人生のはじまりです。 今回の特集上映では、この「亡命」直前から祖国への回帰へと至る43年間にスコリモフスキが発表した作品五本をセレクトしてお届けします。

約半世紀にわたるスコリモフスキの流浪生活から生まれた作品たちは、舞台となる土地も出演者の国籍もそれぞれに違い、かつ内容的にも多様な主題を扱っています。 けれども続けてこの五作品を観てみれば、時代と国籍の違いを超えて、そこにひとりの卓越した映画作家の特異な人生の軌跡と、 多彩な作風に内在する一貫した個性的映画作法を見出すことができるでしょう。

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グラウベルローシャ

出発

1967年/ベルギー/91分/DCP
出演:ジャン=ピエール・レオー、カトリーヌ=イザベル・デュポール、 ジャクリーヌ・ビル、ヨーン・ドブリニーネ

ゴダール『男性・女性』(66)の主演俳優ジャン=ピエール・レオーとカトリーヌ=イザベル・デュポール、同作の撮影監督ウィリー・クラントを迎えて製作された、ほろ苦く切ない青春映画。
疾走するスポーツカーとクシシュトフ・コメダのメロディアスなジャズ、ブリュッセルの街並みと瑞々しくとらえた画面と若い男女の間に芽生える淡い恋心。ポーランド人監督の手になるベルギー製“ヌーヴェル・ヴァーグ”映画とでも呼ぶべき一編。

グラウベルローシャ

シャウト

1978年/イギリス/86分DCP上映
出演
:アラン・ベイツ、スザンナ・ヨーク、ジョン・ハート、ティム・カリー

オーストラリア先住民から人を叫び殺す呪術の能力を授けられた男が音楽家夫婦の日常に闖入し、彼らの平穏な生活をかき乱し始める……ロバート・グレイヴズの短編小説に基づいて作り上げられた幻想映 画の怪作。逸早くドルビーシステムが本格的に採用 された映画の一本としても知られる。アラン・ベイツ、 スザンナ・ヨーク、ジョン・ハートら英国実力派俳優の競演、編集のマジックを駆使して練り上げられた特異な叙述構造にも注目。

グラウベルローシャ

ムーンライティング

1982年/イギリス/97分/DCP上映
出演:ジェレミー・アイアンズ、ユージーン・リビンスキ、 イジー・スタニスラフ、エウゲニウシュ・ハチュキェヴィチ

独立自由労組“連帯”の勢力拡大を弾圧するべく、1981年12月にポーランド全土に戒厳令が敷かれた 事件にインスパイアされ、急遽作り上げられたサスペンスフルな傑作。ロンドンに不法滞在しながらとあ るフラットのリフォーム作業に明け暮れる四人のポーランド人を描いた物語には、当時ロンドンに本格的 に移住したばかりだったスコリモフスキの実体験が色濃く投影されている。ジェレミー・アイアンズにとって最初期の映画主演作。

グラウベルローシャ

アンナと過ごした4日間

2008年/フランス=ポーランド/87分/35mm
出演:アルトゥル・ステランコ、キンガ・ブレイス、 イエジー・フェドロヴィチ、レドバト・クリンストラ、ヤクプ・スタノフスキ

1991年以来約17年のブランクを経て久々に作り上 げられた監督作。偶然レイプの現場を目撃したばかりに加害者の嫌疑をかけられ収監された内向的な中年男レオンが、出所後に自宅の向かいに建つ看護婦寮の部屋を覗き始める。そこにはレイプの犠牲者アンナが住んでいた。やがてレオンの行動は徐々にエスカレートしてゆき……時系列を錯綜させる入り組んだ語り口を通じて浮かび上がる、なぜか観る者の胸を打つ奇妙奇天烈な「愛」の物語。

グラウベルローシャ

エッセンシャル・キリング

2010年/ポーランド=ノルウェー/83分/35mm
出演:ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ、ザック・コーエン

三人の米兵を殺害したタリバン構成員が、米軍の追跡をかわしつつ必死の逃走を続ける姿をひたすら見つめることに徹したシンプル極まりない異色作。
主演は、スコリモフスキと同じく自作自演映画の製作で知られるマルチアーティストのヴィンセント・ギャロ。共演は、監督の長年の友人ロマン・ポランスキーの夫人エマニュエル・セニエ。台詞をほぼ全面的に排除した大胆な作劇と、氷点下の雪原におけるギャロの捨て身のアクションは圧巻。

グラウベルローシャ

 

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