悪童日記 screen ベティ

公式サイト: http://akudou-movie.com/

僕らは書き記す。この眼に映る、真実だけを。亡命作家アゴタ・クリストフの 衝撃のベストセラー、遂に映画化!

【原題】A nagy fuzet
【監督】ヤーノシュ・サース
【キャスト】アンドラーシュ・ジェーマント,ラースロー・ジェーマント,ピロシュカ・モルナール,ウルリッヒ・トムセン,ウルリッヒ・マテス
2013年/ドイツ,ハンガリー/111分/アルバトロス・フィルム/DCP上映

11月22日(土)
09:50〜11:45
14:00〜15:55
11月23日(日)〜11月24日(月)
09:50〜11:45
11月25日(火)〜11月28日(金)
09:50〜11:45
14:00〜15:55
11月29日(土)〜12月05日(金)
12:10〜14:05
12月06日(土)〜12月07日(日)
17:45〜19:45
12月08日(月)〜12月12日(金)
11:45〜13:45
17:45〜19:45
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
パンフレットをネットショップで販売中
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「“汝、殺すなかれ”って言うけど、みんな、殺してる。」
冷酷な現実をサバイバルする双子の兄弟。
倫理を超えて魂を揺さぶる感動の物語。

第2次世界大戦末期、双子の「僕ら」は、小さな町の祖母の農園に疎開する。粗野で不潔で、人々に「魔女」と呼ばれる老婆の下、過酷な日々が始まった。
双子は、生きるための労働を覚え、聖書と辞書だけで学び、様々な“練習”を自らに課すことで肉体と精神を鍛えていく。
そして、目に映った真実だけを克明にノートに記す――。
両親と離れて別世界にやってきた双子の兄弟が、過酷な戦時下を、実体験を頼りに独自の世界観を獲得し、自らの信念に基づきサバイバルしていく。
なんとしても強く生き抜く彼らのたくましさは、倫理の枠を超えて見るものを圧倒し、希望の光をも示してくれるだろう。

ハンガリー出身の亡命作家アゴタ・クリストフによる原作は、彼らの日記という体裁をとり、殺人も躊躇しない彼らの行動が簡潔につづられたもの。
1986年にフランスで刊行されるとほぼ口コミによりベストセラーとなり、40カ国以上の国で翻訳され、全世界そして日本を熱狂の渦に巻き込んだ。
数々の文学賞に輝いた珠玉の小説の映画化は、これまでポーランドのアグニェシュカ・ホランド監督(『ソハの地下水道』)や
デンマークのトマス・ヴィンターベア監督(『偽りなき者』)などが映画化権を獲得しながらも、現実に至らなかった。
この、映像化不可能と言われてきた作品が、遂に出版から30年を経て、見事に映画に変換された。
作家の故郷であるハンガリーのヤーノシュ・サース監督が遂に映画化した本作は、カルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを獲得したほか
、 アカデミー外国語映画賞のハンガリー代表にも選ばれた。また、名撮影監督クリスティアン・ベルガー(『白いリボン』)のカメラが、
田園の美しい陽光とともに、人間たちの心の闇を、陰影深く描き出している。

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