最果ての、愛ー。モニカ・ベルッチ主演。豪華コラボレーションが放つ、衝撃の実話。
【原題】Fasle kargadan
【監督】バフマン・ゴバディ
【キャスト】ベヘローズ・ボスギー,モニカ・ベルッチ,ユルマズ・エルドガン,カネル・シンドルク,ベレン・サート
2012年/イラク,トルコ/93分/エスパース・サロウ/DCP上映
8月29日(土)〜8月30日(日) |
19:40〜21:15 [レイト] |
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8月31日(月)〜9月04日(金) |
09:40〜11:15 |
9月05日(土)〜9月11日(金) |
17:10〜18:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
全世界が待望した、イラン人監督バフマン・ゴバディの最新長編作『サイの季節』は、実在するクルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールの実体験を基に描かれた衝撃的なドラマである。第37回トロント国際映画祭でプレミア上映され、第60回サン・セバスチャン国際映画祭では最優秀撮影賞を受賞、その後、第17回釜山国際映画祭、第13回東京フィルメックス等数々の国際映画祭での上映と受賞を重ね、あのマーティン・スコセッシがネームクレジットで称賛の意を表した映画史に残る至高の1作である。
本作は、イラン政府に許可を得ず撮影した前作『ペルシャ猫を誰も知らない』(09)以来、亡命を続けているゴバディが母国を離れ、異国の地トルコで撮影したことでも注目を集めた。デビュー作『酔っ払った馬の時間』(00)でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞し、その映像美に定評のあるゴバディだが、本作はこれまでの自身のどの作品とも一線を画す、まさに真骨頂といって過言ではない。その大胆な構成力と魅惑的な審美眼がつくりだす混乱と陶酔の映像世界は、観る者を現実と幻想の魔法的な交錯に引き込む。そこに、イランの伝説的俳優ベヘルーズ・ヴォスギー、イタリアの至宝モニカ・ベルッチら名優たちの力強い存在感がたしかなリアリティをもたらしている。
“偽りの死”で存在を消された男、愛する人と引き裂かれた女、情欲に囚われた男。 混沌と悪夢の30年間を彷徨い続けた3人の男女、その愛欲の果てにあった狂気の真実を目撃したとき、あなたは胸を裂かれずにいられない。
【引き裂かれた夫婦、そこにつきまとう男の影
その屈折した三角関係が生んだ、戦慄の事実と大いなる復讐の果て__
30年の歴史の闇が紐解かれたとき、彼らが下すそれぞれの“愛の結末”とは・・・・】
イラン・イスラム革命時、ある男の企みによって不当に逮捕された詩人サヘル(ベヘルーズ・ヴォスギー)。30年後に釈放され、生き別れとなった最愛の妻ミナ(モニカ・ベルッチ)の行方を捜し始めるが、政府の嘘によって彼はすでに「死んだ」ことにされていた。一方、夫の死を信じ込まされ、悲嘆にくれるミナにはある男の影がまとわりつく。その人物こそがサヘルを監獄送りにし、ミナとの間を引き裂いた男アクバル(ユルマズ・エルドガン)だった・・・。
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