沖縄 うりずんの雨 screen ベティ

公式サイト: http://okinawa-urizun.com

戦争に翻弄されてきた沖縄の近現代史を見つめ、人々の尊厳を伝える長編ドキュメンタリー

【監督】ジャン・ユンカーマン
【キャスト】安里英子,池田恵理子,石川真生,玉城洋子
2015年/日本/148分/シグロ/DCP

十分余裕をもってお座りいただけます。
10月17日(土)〜10月23日(金)
11:40〜14:15
10月24日(土)〜10月30日(金)
20:05〜22:35 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
・10/17(土)11:40回上映後、舞台挨拶
 ジャン・ユンカーマン監督

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戦後70年、沖縄は問いかける

【私たちは沖縄のことを、どのくらい知っているのだろう?】

「老人と海」で与那国島の荒々しくも美しい自然と風土を捉え、「映画日本国憲法」で平和憲法の意義を訴えた、アメリカ人映画監督 ジャン・ユンカーマンが真の平和を求め、不屈の戦いを続けている沖縄の人々の尊厳を描いた渾身のドキュメンタリー。

1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄本島に上陸。6月23日(現在の慰霊の日)まで12週間に及んだ沖縄地上戦では4人に一人の住民が亡くなりました。本作は、当時同じ戦場で向き合った元米兵、元日本兵、そして沖縄住民に取材を重ね、米国立公文書館所蔵の米軍による記録映像を交えて、沖縄戦の実情に迫ります。また、戦後のアメリカ占領期から今日に至るまで、米軍基地をめぐる負担を日米双方から押し付けられてきた、沖縄の差別と抑圧の歴史を描き、現在の辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上がらせます。

【「うりずん」について
うりずんの雨は 血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨】

「うりずん」とは潤い初め(うるおいぞめ)が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期を指す言葉。沖縄地上戦がうりずんの季節に重なり、戦後70年たった現在も、この時期になると当時の記憶が甦り、体調を崩す人たちがいる。

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