公式サイト: http://www.kaki-kouba.com
想田和弘監督作。美しき瀬戸の海。過疎の町にグローバリズムがやってきたー。
【終了日:4/29(金)】
【監督】想田和弘
2015年/日本,アメリカ/145分/東風/DCP
4月16日(土)〜4月22日(金) |
12:55〜15:20 |
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4月23日(土) |
19:00〜21:25 [レイト] |
4月24日(日)〜4月29日(金) |
18:50〜21:15 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
【人々が織りなす豊かで複雑な物語】
舞台は、瀬戸内海にのぞむ美しき万葉の町・牛窓(岡山県)。岡山は広島に次ぐ、日本でも有数の牡蠣の産地だ。
養殖された牡蠣の殻を取り除く「むき子」の仕事は、代々地元の人々が担ってきた。
しかし、かつて20軒近くあった牛窓の牡蠣工場は、いまでは6軒に減り、過疎化による労働力不足で、数年前から中国人労働者を迎え始めた工場もある。
東日本大震災で家業の牡蠣工場が壊滅的打撃を受け、宮城県から移住してきた一 家は、ここ牛窓で工場を継ぐことになった。
そして2人の労働者を初めて中国から迎えることを決心。
だが、中国人とは言葉が通じず、生活習慣も異なる。
隣の工場では、早くも途中で国に帰る脱落者も。果して牡蠣工場の運命は?
【小さな世界から垣間見えるグローバルで巨大な問題】
ロカルノ国際映画祭に正式招待された本作は、「珠玉の智慧に満ちた映画」「目から鱗の現代日本の姿」「想田監督の最高傑作」などと、世界の批評家やメディアなどから絶賛された。牡蠣工場という小宇宙に、グローバル化、少子高齢化、過疎化、第一次・第二次産業の苦境、労働問題、そして震災の影響など、大きな問題が浮かび上がってくる。想田和弘が見た世界の「現在」と日本の「未来」とは?
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