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ニコールキッドマンが25年ぶりに母国オーストラリア映画に出演した心理サスペンス
【終了日:4/29(金)】
【原題】Strangerland
【監督】キム・ファラント
【キャスト】ニコール・キッドマン,ジョセフ・ファインズ,ヒューゴ・ウィービング,マディソン・ブラウン,ニコラス・ハミルトン
2015年/オーストラリア,アイルランド /111分/コムストック・グループ /DCP
4月16日(土)〜4月22日(金) |
21:15〜23:05 [レイト] |
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4月23日(土)〜4月29日(金) |
15:20〜17:15 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
【オーストラリアの大自然と神話に彩られた、神秘的でエモーショナルな心理サスペンス】
シドニーなどの大都市を擁する先進国でありながら、未開の荒野や湿地帯があちこちに残り、ヨーロッパからの植民という歴史とともに独自の発展を遂げてきたオーストラリア。とりわけアウトバックと呼ばれるオーストラリアの奥地は、原初の自然が残り、雄大で神秘的な光景が広がることから、国民のアイデンティティの源泉であるとともに、‟聖なるものが宿る”畏怖の対象でもある。その恐怖感を表すように、伝承・詩・演劇などで語り継がれてきた「奥地で行方知れずになる子供の物語」を、新鋭監督キム・ファラントが現代に甦らせた。
【脚本に惚れ込んだニコール・キッドマンが、25年ぶりに母国オーストラリア映画に主演。ハリウッドで頂点を極めた女優が、故郷のために一肌脱いだ!】
脚本に惚れ込み、オーストラリア未開の地に乗り込んだニコール・キッドマンが、母として、女としての葛藤するヒロインを、衝撃的な全裸シーンもいとわず心身ともに剥き出しの演技で体現。その圧倒的な女優魂は観るものを惹きつけてやまない。共演には『マトリックス』【ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られるオーストラリアの名優ヒューゴ・ウィーヴィングと『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ。ニコールの娘役として、ファッションブランド‟miumiu”の2015秋冬キャンペーンモデルを務める新星マディソン・ブラウンが起用され、鮮烈な映画デビューを飾っているのも見逃せない。
【‟最初は白い者、次は黒い者。子供が消える、ここはそういう土地”】
荒涼とした砂漠地帯にたたずむ小さな街ナスガリ。訳あってこの地に越してきたキャサリンとマシュー夫婦に予想もしない事件が降りかかった。ある満月の夜、神隠しに遭ったかのように、彼らの子供が突然姿を消したのだ。うだるような暑さのこの土地で行方不明となった者は、2、3日で命の危険にさらされる。地元のベテラン警官らが大掛かりな捜査を行うが、どこにも手がかりが見当たらず、人々の疑惑の目は次第に夫婦へと向けられる。そんな中、アボリジニの子供がキャサリンに「虹の蛇が二人を飲み込んだ。歌えば帰ってくる」という謎の言葉を告げ・・・。
【「虹蛇の伝説」とは_】
アボリジニの世界観に「ドリーミング」と呼ばれるものがある。この世界がどのように生まれたか、この世のあらゆるものはどのような調和を保ちながら存在しているのかを伝える思想だ。
その代表的な精霊の一つが、「虹蛇」である。オーストラリア大陸を形成する川や谷などの様々な地形は、虹蛇の移動によって作られたという神話が、ソングラインと呼ばれる歌唱などによって伝えられ、日本人にもなじみの深いウルル(エアーズロック)の地底深くにも虹蛇が宿り、大切な水を守っているといわれている。虹蛇への信仰は現代オーストラリア社会でも深く根付いており、アボリジニはいつでもその力を呼び覚ますことが出来ると信じられているのだ。
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