あさがくるまえに screen ジャック

たった、いちにち─それでも、あたらしいあさはくる | フランス映画界期待の新鋭女性監督カテル・キレヴェレ日本デビュー作!
【終了日:1/26(金)※1週限定上映】

【原題】Reparer les vivants
【監督】カテル・キレベレ
【キャスト】タハール・ラヒム,エマニュエル・セニエ,アンヌ・ドルバル,ドミニク・ブラン,ギャバン・バルデ
2016年/フランス,ベルギー/104分/リアリーライクフィルムズ,コピアポア・フィルム/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
1月20日(土)〜1月26日(金)
17:00〜18:50
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(1/16(火)まで)
前売り券特典:ポストカード
パンフレットをネットショップで販売中
オンラインチケット購入はこちら

ぼくの心臓の鼓動が、あなたの心を、きっと、ずっと、震わせ続ける……

【ミレニアム世代の台頭目覚ましい映画界に、フランスから気鋭の女性監督カテル・キレヴェレ、待望の本格的日本初上陸 !】


これまで二本の長編作品を発表し、いずれの作品もカンヌ国際映画祭の二つのセクション ( 監督週間と批評家週間 ) で開幕上映作品に選ばれるという栄誉あるデビューを果たしたカテル・キレヴェレ。『あさがくるまえに』もヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門に選ばれ、アメリカのヴァラエティ紙、イギリスのガーディアン紙など各国のメディアがこぞって絶賛、ここでも高い評価を受けた。
 
彼女は、独自の映像スタイルで世界を席巻しているミレニアム世代監督たちの中でも代表格的存在として、今最も映画界が注目している監督の一人なのだ。

【映画化争奪戦となった話題のベストセラー小説を、新しい感性で完全映像化!】

愛する人を喪失した後に、残された者たちが背負う悲しみや苦しみ。その登場人物ひとりひとりの内面に寄り添い、彼らのポートレイトとして、静かに炙り出すような手法が、キレヴェレ監督作品の最大の魅力である。
 
『あさがくるまえに』でもその手腕は遺憾なく発揮されている。
 
今回の映画の元となったのは、2014年に発表されたメイリス・ド・ケランガルの、カンマを多用し、まるで呼吸するような独創的な文体が話題となったベストセラー小説”Réparer les vivants“ (日本未翻訳)。映画化が困難だと思われたこの原作の文体を、彼女は見事に映像のリズムに写しとり、そこに彼女だけの視点を加えることで、映画だからこそ表現できる感動を私たちに与えてくれている。

原作者のメイリス・ド・ケランガルが、数多のオファーの中から、新人監督のキレヴェレに映像化を託した意味は大きい。

【映像と音楽が浮び上らせる、悲しみの果ての柔らかな光。】

ガス・ヴァン・サントの映画が好きだというキレヴェレ監督。
 
『あさがくるまえに』でも、ガス・ヴァン・サントの映画に出てくるような、プロンドの美少年がサーフィンに出かけるところから物語は始まる。少年が仲間たちとワンボックスカーで聴いているのが、LAを中心としたティーンズの間でカリスマ的な人気を博しているガールズ・デュオ、ガールプールの“Paint Me Colors”。
 
加えてテーマソングとも言える、世界の終焉を歌ったデヴィド・ボウイの“Five Years”、人知れず枕を涙で濡らす男の孤独を歌ったソウルフルなナンバー、ケン・ブースの“Lonely Teardrops”をフィーチャーするとともに、『グランド・プダペスト・ホテル』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のアレクサンドル・デスプラの繊細な旋律を全編に配して、ル・アーブルの夜明けや夕刻の光、パリの夜の風景を、微かに湿度を感じさせる独自の映像世界に切り取って見せるその感性は、今までに見たどのフランス映画とも違う魅力を放っている。

【たった、いちにち──
それでも、あたらしいあさはくる
 
ル・アーブルからパリへ。
紡がれる、愛と喪失、そして再生の物語。】

ル・アーブル。夜明け前、ガールフレンドがまだまどろみの中にいるベッドをそっと抜け出し、友人たちとサーフィンに出かけたシモン。しかし彼が再び彼女の元に戻ることはなかった。帰路、彼は交通事故に巻きこまれ、脳死と判定される。報せを受けた彼の両親は、その現実を受け止めることができない。医師はシモンが蘇生する可能性は無く、両親に移植を待つ患者のために臓器の提供を求めるのだが。その時間の猶予は限られている‥。
 
パリ。音楽家のクレールは、自分の心臓が末期的症状であることを自覚している。彼女が生き延びるためには、心臓移植しか選択肢はない。しかし彼女は、他人から贈られた命によって、若くない自分が延命することの意味を自問自答している。そんな時、担当医からドナーが見つかったとの連絡が入る。

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