Style Wars screen ベティ

公式サイト: https://synca.jp/stylewars/

約40年の時を経て日本劇場初公開!1970-80s,N.Y.サウスブロンクス ヒップホップが世界を変えたー
【終了日:2021年6/4(金)】

【原題】Style Wars
【監督】トニー・シルバー
【キャスト】Skeme,Min,Seen,Dondi
1983年/アメリカ/70分/シンカ/DCP

5月22日(土)〜5月28日(金)
19:35〜20:50 [レイト]
5月29日(土)〜6月04日(金)
17:15〜18:30
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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地下鉄の壁に色鮮やかに描いたのは、ここに生きる証。グラフィティに賭けた青春の記録

1970~1980年代のブロンクス地区は、レーガン大統領ですら視察の際に絶句したといわれるほど、がれきの山が延々と続き、貧困と犯罪が蔓延するエリアだった。しかしそんな灰色の町から全く新しいサブカルチャー、ヒップホップが生まれる。無数のグラフィティを描く少年たちはライターと呼ばれ、彼らが“グラフィティ”を街中に描くことは自身の存在を“ボム(=爆破)”することを意味していた。インターネットなど存在しない当時、閉塞感を抱えた少年たちは、地下鉄のホームに集まっては自身のタグを競うように発明し、終電後の車庫に忍び込み、NY中を駆ける地下鉄の壁に自身の証を記した。“グラフィティ”を「落書き」として糾弾する大人たちの批判を受けながらも、言葉にならない衝動に突き動かされる少年たち。フィルムが捉えた彼らの瑞々しい姿と新しいムーブメントが生まれようとする時代の空気は、製作から約40年が経った今、観る者に新鮮な驚きをもたらしてくれる。

【1981年から2021年へ ヒップホップの起源が詰まったタイムカプセル】

グラフィティ、ラップ、ブレイキン・・・「Style Wars」は1981~83年に製作された、当時生まれたばかりの“ヒップホップ”をフィルムに捉えた貴重なドキュメンタリー。「ワイルド・スタイル」(1982)とともに、ヒップホップヘッズのバイブルとして語り継がれ、日本でもビデオやDVDがリリースされたものの長く廃盤となっていた。2015年にプロデューサーで写真家のヘンリー・シャルファンとらがクラウドファンディングを行い、オリジナルネガから修復したHDリマスター版が完成。製作からおよそ40年の時を経て、ついに日本でのスクリーンデビューを果たす。2021年の今、世界中のミュージシャンがラップを当たり前に楽曲に取り入れ、ブレイキンは2024年パリ五輪の追加競技となり、バンクシーのグラフィティにオークションで高値がつくようになった。そんな現在を生きる私たちに「Style Wars」というタイムカプセルが見せてくれるのは、ヒップホップが生まれた時代の生々しい空気だ。荒れ果てた街、段ボールのフロアでブレイキングの技を競い合うB-Boyたち。街の頭上に行き交うサヴウェイアートの数々と、それらのピースについて熱く語り合うグラフィティライターたち。そんな彼らの姿にヒップホップの起源を再発見し、現在へとつながるひとつの歴史を感じられることだろう。

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