パラダイス3部作 愛/神/希望 screen ジャック

公式サイト: http://www.paradise3.jp/

一作ごとに物議を醸し、世界三大映画祭を踏破したウルリヒ・ザイドル監督による「パラダイス三部作」が遂に日本上陸!

【監督】ウルリヒ・ザイドル
オーストリア,ドイツ,フランス/ユーロスペース/DCP上映

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9月06日(土)
15:50〜
18:00〜
9月07日(日)〜9月08日(月)
15:00〜
17:40〜
9月09日(火)〜9月12日(金)
15:50〜
18:00〜
9月13日(土)〜9月19日(金)
20:40〜 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,700 ¥1,400 ¥1,000
会員 ¥1,400 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を3,300円にて販売中
販売場所:※3回券のみ販売 劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(9/2(火)まで)
パンフレットをネットショップで販売中

ケニアの美しいリゾートで現地青年との愛にのめり込む中年女テレサ(『パラダイス:愛』)。 愛の拠りどころを過剰なまでにイエス・キリストへ求めるテレサの姉アンナ・マリア(『パラダイス:神』)。そしてダイエット合宿で父親ほど年の離れた男に恋をするテレサの娘メラニー(『パラダイス:希望』)。「パラダイス3部作」は現実社会では手にできない理想的な愛に満ちた“楽園(パラダイス)”を求め、セックス観光、過激な信仰、ロリコンと、危険な一線を越えてしまう3人の女たちをオフビートなユーモアを交えて描いた3つの物語。欲望のままに、ただひたすら幸せを探して突き進む彼女たちの行動は、滑稽で、愛らしく、ある意味清々しく、そして残酷。その生々しい人間の性(さが)が、観る者を刺激し激しく揺り動かす、衝撃の3部作が誕生した。
監督はドキュメンタリー作家としても国際的な評価を得ているオーストリアの知られざる知性ウルリヒ・ザイドル。作品を発表する度に、そのスキャンダラスな内容が物議を醸し、各国の映画祭を賑わせてきた実力派監督だ。名画のように美しい完璧な構図の中に、人間の真の姿を冷徹に描写しながら、対象への尽きない興味と愛情をも感じさせるその作風は多くの映画監督を魅了し、ヴェルナー・ヘルツォーク、ミヒャエル・ハネケ、ジョン・ウォーターズ等がその才能へ惜しみない賞賛を贈っている。

料金

当日:一般1700円/大専1400円/高以下・シニア1000円
 (劇場会員は一般1400円/学生・シニア1000円)
レイトショー一般1500円/大専1200円/高以下・シニア1000円
 (劇場会員は一般1200円/学生・シニア1000円)
▼前売券:3回券3300(公開後の販売はございません)

グラウベルローシャ

パラダイス:愛

監督:ウルリヒ・ザイドル
出演:マルガレーテ・ティーゼル、ピーター・カズング
オーストリア・ドイツ・フランス/2012年/120分/DCP

恋のすすめー

50代のシングルマザー、テレサは、一人娘のメラニーを妹アンナ・マリアの家に預け、ヴァカンスを過ごしにケニアの美しいビーチリゾートへやって来た。
青い海と白いビーチに面したホテルはまるで楽園のよう。だがここでは現地の黒人青年(ビーチボーイ)が、白人女性観光客(シュガーママ)に“愛”を売っていた。テレサはシュガーママである友人にビーチボーイとのデートをすすめられ、男たちがむらがる波打ち際に足を踏み入れる。
たっぷりと太ったテレサを女として扱ってくれる優しい男たちに、次第に彼女はビーチボーイたちとの“愛”にのめりこんでゆくが…。

「パラダイス3部作」の第1作『パラダイス:愛』は美しいリゾート地で日常から解放され、忘れかけていた恋の戯れから抜け出せなくなる中年女性テレサの物語。
セックス観光という倫理的タブーに足をふみ入れながらも、欲望のおもむくままに進むテレサの姿は、誰もが知る恋の高揚感にあふれ、時に滑稽でありながら愛らしさをも感じさせる。だが本作は、そのたわいない欲望がエゴイスティックな残酷さをはらんでゆく瞬間を見逃さない。
ザイドル監督は驚くべき観察眼で、色彩溢れる南国で描かれた裸婦画のような完璧な構図のなかに、人間の美醜をありのままに炙りだしている。
 

グラウベルローシャ

パラダイス:神

監督:ウルリヒ・ザイドル
出演:マリア・ホーフステッター、ナビル・サレー
オーストリア・ドイツ・フランス/2012年/113分/DCP

夫婦のすすめ。

ウィーンでレントゲン技師として働くアンナ・マリアは、妹テレサのようにヴァカンスに出かけるでもなく、イエスのために夏休みの日々を過ごす。讃美歌や鞭打ちの苦行、聖母マリア像を携えての布教活動、それだけで休暇を過ごすにはありあまるほど。敬虔で頑固なカトリック教徒の彼女にとって、パラダイスはイエスと供にあるのだ。
ところがある日、車椅子でエジプト人イスラム教徒の夫ナビルが2年ぶりに家に戻り、彼女の日常は狂い始める。イエスを理想の男のように慕い敬いながら、夫には無慈悲な態度をとる妻にナビルは怒りをあらわにする。アンナ・マリアのパラダイスは、宗教と結婚の両方に亀裂の入った夫婦の争いの場と化してしまう。

「パラダイス3部作」の第2作『パラダイス:神』は、満たされない愛を過剰なまでにイエスに求め、信仰にすがりつくアンナ・マリアの物語。
男や愛への積年の失望が生み出したであろうアンナ・マリアの信仰は倒錯した色欲を帯び、まるでストーカーのようにイエスを敬う。自宅での過激な苦行、布教先の強者ぞろいの移民たちとのかけ合い、そして和解を求める異教の夫とのバトル―。そんなアンナ・マリアの行きすぎたふるまいを、ザイドル監督は定点観測のように冷徹に描写し、観る者からシニカルな笑いを誘いだす。皮肉にみちたブラックコメディー。

グラウベルローシャ

パラダイス:希望

監督:ウルリヒ・ザイドル
出演:メラニー・レンツ、ジョセフ・ロレンツ
(オーストリア・ドイツ・フランス/2012年/91分/DCP)

禁欲のすすめ。

母テレサがケニアに行き、叔母アンナ・マリアが布教にいそしむ一方で、テレサの13歳の娘メラニーは夏休みの青少年向けダイエット合宿に参加する。
人里離れた山奥で、規律正しく運動と栄養学のカウンセリングをくりかえす合宿はまるで軍隊のよう。子どもたちは大人たちの眼を盗んでバカ騒ぎをし、恋愛話で盛り上がる。そんな中メラニーは、父親ほど歳の離れた合宿所の医師に初めての恋をする。
まんざらでもない素振りの医師に恋心はふくれあがり、躊躇なく無邪気に彼に近づくメラニー。だがそんな彼女とはうらはらに、医師は道ならぬ恋への衝動に戸惑い、メラニーを遠ざけてゆく…。

「パラダイス3部作」の第3作『パラダイス:希望』は、ぽっちゃりとした思春期の少女メラニーの初恋物語。初めての恋にのぼせて体型へのコンプレックスも忘れ、あまりにも一途な想いを医師にぶつけるメラニーだが、医師にとって未成年のメラニーへの興味はロリコンをはらんだ社会的タブーにふれるものだ。果たしてメラニーが願う恋の成就は、彼女をパラダイスのような幸せに導くものなのか?
メラニーをはじめとする子どもたちは全てアマチュアの少年少女たち。演技経験のない人間を多く起用し、即興的な演出を得意とするザイドル監督の手腕が如何なく発揮され、子どもたちの瑞々しくリアルなふるまいが、人間の愚かさをも辛辣にとらえたビターな初恋物語に軽やかさを与えている。

グラウベルローシャ

 

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