公式サイト: http://southpaw-movie.jp
すべての大人たちに捧ぐ―伝説のチャンピオンとその家族の再生の物語
【終了日:7/29(金)】
【原題】Southpaw
【監督】アントワン・フークア
【キャスト】ジェイク・ギレンホール,レイチェル・マクアダムス,フォレスト・ウィテカー,オオーナ・ローレンス,カーティス・“50セント”・ジャクソン
2015年/アメリカ/124分/ポニーキャニオン/DCP
7月16日(土)〜7月22日(金) |
19:15〜21:20 [レイト] |
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7月23日(土)〜7月29日(金) |
16:20〜18:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
『ロッキー』や『ミリオンダラー・ベイビー』、『シンデレラマン』や『ザ・ファイター』など、ボクシング映画には数多くの名作が存在する。その理由はスポーツ映画としてのおもしろさだけでなく、彼らをリングに駆り立てる、家族や恋人や友人たちとの魂のドラマが、多くの人の琴線に触れるから。『トレーニング デイ』や『イコライザー』を手がけ、自身も熱心なボクサーであるアントワーン・フークア監督と、高い評価を受ける演技派のジェイク・ギレンホールが初タッグを組んだ本作。どん底まで落ちたボクサーの復活劇は、亡き妻との強い絆を描いたラブストーリーであり、娘と父親が成長していく親子の物語でもある、心を揺さぶる珠玉の愛のドラマだ。
無敵のチャンピオン、ビリーを演じたのは、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞にノミネートし、『ナイトクローラー』の怪演も記憶に新しいジェイク・ギレンホール。6か月にわたってトレーニングを行いボクサーのフィジカルを体得。ノースタントで演じた手に汗握るファイトシーンは圧巻だ。不完全な主人公を支え、大きな愛で包み込む美しい妻モーリーンを演じたのは、『スポットライト 世紀のスクープ』で本年度アカデミー賞にノミネートしたレイチェル・マクアダムス。ビリーの指導者となり、彼の人生をも救済する役目を担うトレーナーのティック役には、『ラストキング・オブ・スコットランド』でオスカー俳優となったフォレスト・ウィテカー。
主題歌は実はその半生が本作のモチーフとなったエミネムによる書き下ろし曲「Phenomenal」。エミネムはサウンドトラックのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、熱心に作品に参加し音楽の面からサポートしている。また、カーティス・‘50セント’・ジャクソンがビリーの10年来のマネージャーを熱演し、リタ・オラも少ない出演時間ながら強烈な印象を残す役柄で登場するなど、音楽好きも見逃せない作品になっている。
【「倒すのは、昨日の自分だった」彼が左の拳を握る瞬間_その運命が変わる。】
誰もが認める無敗の世界ライトヘビー級王者、ビリー・‘ザ・グレート’・ホープは、ボクシングの聖地マディソン・スクエア・ガーデンで行われた試合で強烈な右で逆転KOを決め、脚光を浴びていた。彼の武器は怒りをエネルギーにする過激なスタイルだが、妻と娘の心配は絶えない。そして、その怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまう。悲しみに暮れ自暴自棄な生活を送るビリーは、ボクシングにも力が入らず世界チャンピオンの称号を失い、信頼していた仲間、そして娘まで失ってしまう。もはや何もない。明日の生活にさえ困るどん底の境遇の中、ビリーは第一線を退き古いジムを営むティックに救いの手を求める。彼は、無敗を誇った自分を唯一苦しめたボクサーを育てたトレーナーだった。
「お前にはしばらくグローブを握らせない」「お前の短気は命取りだ」「ボクシングはチェスのようなものだ」ボロボロの元チャンプ、ビリーへのティックの罵詈雑言。しかしその言葉には再生のための鍵が隠されていた。やがてビリーは、過去の自分とひたむきに向き合うことで、闇の中に光を見出していく。「娘を取り戻したい」ビリーはプライドも名声もかなぐり捨て、父として、ボクサーとして最愛の娘のために自分を変え、再びリングに上ることを決意する。そして、ティックは復活のための秘策をビリーに授けるのだった…。
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