わたしの値段は9,000ドル。家族のために結婚を強いられるアフガン難民ソニータは歌うことで自らの運命を変えていく―
【終了日:11/24(金)】
【原題】Sonita
【監督】ロクサラ・ガエム・マガミ
【キャスト】ソニータ・アリダザー,ロクサラ・ガエム・マガミ
2015年/ドイツ,スイス,イラン/91分/ユナイテッドピープル/DCP
11月11日(土)〜11月17日(金) |
18:10〜19:40 |
---|---|
11月18日(土)〜11月24日(金) |
11:35〜13:10 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
18歳のソニータの理想の両親はマイケル・ジャクソンとリアーナ。もしパスポートを持っていたら名前はソニータ・ジャクソンにしたいと言う。スクラップブックに書いた夢は有名なラッパーになること。しかし、現在の彼女のファンはイランの首都テヘランの子ども保護施設の子どもたちだけ。パスポートも滞在許可証もなく、アフガニスタンのタリバンから逃れてきた難民の彼女は、不法移民としてこの施設で心の傷を癒やすためのカウンセリングや将来のアドバイスを受けている。
一方で彼女の家族は全く別の将来を準備していた。アフガニスタンに住む親は、古くからの習慣どおりにソニータを見ず知らずの男性に嫁がせようとする。花嫁の値段は9,000ドル。女性が歌うことが許されないイランで、ソニータはどうしたらラッパーになる夢を叶えることが出来るのだろうか?ロクサレ・ガエム・マガミ監督は、取材対象の人生に関与すべきかどうか悩みながらも、同じ女性としてこの問に答えるようにソニータの夢と人生に深く関わることとなる。ソニータは母親から迫られる強制結婚から逃れるため、そして有名なラッパーになるという夢を追うため、自らの人生を歌うことで切り拓こうとする。
月例イベント
ブログ
満席にはなりません。