公式サイト: http://starship9.jp
人類を救うために、2人は選ばれたー。ネットフリックスの制作チームとスペインの俊英が生み出した最新ヴィジョン!
【終了日:11/17(金)※1週限定上映】
【原題】Orbiter 9
【監督】アテム・クライチェ
【キャスト】クララ・ラゴ,アレックス・ゴンザレス,ベレン・ルエダ,アンドレス・パラ
2016年/スペイン,コロンビア/95分/熱帯美術館/DCP
11月11日(土)〜11月17日(金) |
19:50〜21:25 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【人類を救うために、二人は選ばれた。】
ジョルジュ・メリエスが『月世界旅行』(1902)を発表して以来、映画とサイエンス・フィクション(SF)は深い繋がりを持っている。それは7thアートと呼ばれた映画と未来を描くSFが、ともに未知の壮大なヴィジョンを人々に対して提示してきたからだろう。もちろん、映画が撮影機材の進化とともに新たなる挑戦を繰り返しているという根本で科学と繋がっている部分も大きい。
そのため、フリッツ・ラング、ハワード・ホークス、ロバート・ワイズ、アンドレイ・タルコフスキー、スタンリー・キューブリックを初めとする多くの巨匠たちが、SF作品を発表しているのも頷ける話だ。
そして、ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』(1977)がSF映画の普遍化を実現し、以降、『E.T.』『ブレードランナー』(共に1982)『ターミネーター』(1984)を初めとする多くのSF作品が発表されている。しかし、それは飽くまで「空想科学映画」であった。
しかし、現在、AI、ロボット、宇宙旅行、かつて空想とされていた未来は今、我々の目前に迫っている。それに呼応するように、SF映画も未来世界を舞台にした本格的人間ドラマの秀作を送り出し始めている。『ザ・マシーン』(2013)『インターステラー』(2014)『エクス・マキナ』(2015)『パッセンジャー』(2016) といった作品群である。これらの作品は近未来のヴィジョンを「そこにあるべき前提」として描いている。映画専門誌VARIETYによって、『注目すべきスペインの若手映画製作者の一人』 に選ばれた俊英アテム・クライチェの長編デビュー作『スターシップ9』(2016)、この本格SF映画の本流に属するものである。
撮影はコロンビアで行われ、ネットフリックスの人気番組『ナルコス』の制作チームが参加し、アテム・クライチェの描く未来観を形にした。
出演者は『ザ・エンド』(2012)のクララ・ラゴ、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のアレックス・ゴンザレスの若手実力派俳優二人を主人公に配し、ベレン・ルエダ(『ロスト・アイズ』(2010))アンドレス・パラ(『コレラの時代の愛』(2007))といった名優が脇を固める。
同作品は、世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にオフィシャル・コンペティション作品として招待され、高い注目を集めた。スペイン本国の公開に続き、注目の話題作が世界に先駆け日本でついに公開される。
【STORY】
エレナはまだ見ぬ未知の星を目指して、一人恒星間飛行を続けていた。一緒に飛び立った両親は既にいない。
近未来、過度の公害に汚染された地球には未来はなく、人類は新しい星への移住を必要としていた。
ある日、スペースシップの給気系統が故障し、エレナは近隣のスペースシップに救援信号を送る。
その呼びかけに応えて姿を現したのが、エンジニアの青年アレックスだった。
一目見て、互いに恋に陥る二人。
しかし、エレナはこの飛行に隠された秘密を知らなかった。それは、人類の未来を賭けた高度な実験だった。
二人はなぜ出会ったのか―?!
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