公式サイト: http://transit-movie.com
祖国を逃れ、他人の人生を手に入れた男。退路も進路もない逃避行に、終着点はあるのか
【終了日:3/15(金)】
【原題】Transit
【監督】クリスティアン・ペッツォルト
【キャスト】フランツ・ロゴフスキ,パウラ・ベーア,ゴーデハート・ギーズ,リリエン・バットマン,マリアム・ザリー
2018年/ドイツ,フランス/102分/アルバトロス・フィルム/DCP
3月02日(土)〜3月08日(金) |
21:10〜22:50 [レイト] |
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3月09日(土)〜3月15日(金) |
16:00〜17:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
【祖国を追われた人々が希望のありかを見つけようとする姿をサスペンスフルに描いた、私たちが今観るべき物語。】
現代のフランス。祖国ドイツで吹き荒れるファシズムを逃れてきた青年ゲオルクが、ドイツ軍に占領されようとしているパリを脱出し、南部の港町マルセイユにたどり着いた。行き場をなくしたゲオルクは偶然の成り行きで、パリのホテルで自殺した亡命作家ヴァイデルに成りすまし、船でメキシコへ発とうと思い立つ。そんなとき一心不乱に人捜しをしている黒いコート姿の女性とめぐり合ったゲオルクは、美しくもミステリアスな彼女に心を奪われていく。しかしそれは決して許されず、報われるはずのない恋だった。なぜなら、そのマリーという黒いコートの女性が捜索中の夫は、ゲオルクが成りすましているヴァイデルだったのだ……。
【ミヒャエル・ハネケ、フランソワ・オゾンに起用され、今ヨーロッパで最も注目を集める若手俳優たちがペッツォルト監督作品に新たな風を吹き込む 】
『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』で歴史に翻弄された人々の数奇な運命を描いた名匠クリスティアン・ペッツォルトが、驚くべき発想に満ちた最新作を完成させた。ドイツの作家アンナ・ゼーガースが1942年に亡命先のマルセイユで執筆した小説「Transit」を、現代に置き換えて映画化。ユダヤ人がナチスの理不尽な迫害を受けた戦時中の悲劇と、祖国を追われた難民をめぐる問題が深刻化している21世紀の今の状況を重ね合わせるという大胆な試みを実践した野心作である。主演には巨匠ミヒャエル・ハネケの『ハッピーエンド』など話題作に相次いで出演し2018年のベルリン映画祭シューティングスター賞を受賞したフランツ・ロゴフスキー。ヒロインにはフランソワ・オゾン監督作『婚約者の友人』の主演に抜擢され2017年ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を受賞した注目の女優パウラ・ベーアが扮している。
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