ケース・モンマ、42歳自閉症。
自立のススメ――
【終了日:2024年3/15(金)】
【原題】Kees vliegt uit
【監督】モニーク・ノルテ
【キャスト】ケース・モンマ,ヘンリエッテ・モンマ,ヴィレム・モンマ,ヤスパー・モンマ
2023年/オランダ/83分/パンドラ/DCP
3月09日(土)〜3月15日(金) |
12:35〜14:05 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
実家の離れで長年“半分自立”した暮らしを送ってきた自閉症のケース・モンマ(42歳)。365日両親のサポートのもと生活してきたが、かいがいしく世話をしてくれる両親はいつしか80代に。“本当に自立”すべく一人暮らしをすることにしたが、その道は前途多難。外的刺激に敏感なケースには、天気やちょっとした音でも非常に大きな不安の種。そして、我が子のサポートのため人生を捧げてきた母は、息子をそばに置いておきたがっているのだ・・・。連絡係のボランティアとの交流、父の入院など、モンマ家で起こる様々な出来事を丹念に描きながら、「自立」の道のりを映し出す。果たしてケースは「自立」できるのだろうか?]
8年間にわたる撮影で描き出される
ある親子のかたち
撮影中に50歳を迎えたケース。両親はともに80歳を超えている。最近母親には認知症の兆候が現われ始めた。変わっていく両親を目の当たりにし、パニックに陥るケースに、自分たち亡きあとも安心な暮らしをさせてやりたいと願う両親だったが…。“共生関係”とも言えるほど独特の信頼関係を築いてきた親子の〈自立〉は一筋縄ではいかない。親こそ“子離れ”できるのか?〈自立〉を目指す家族の姿を時にユーモラスに、時に赤裸々に映し出している。
前作『ケースのためにできること』をオランダで450万人が見た
モニーク・ノルテ監督待望の新作!
監督とケースの出会いは1997年。以来、26年間にわたり交友関係を続け、ケースと両親の関係を撮り続けてきた。前作『ケースのためにできること』(EUフィルムデーズ2020上映時邦題)は、本国オランダで延べ450万人が見、ケースは一躍「時の人」となり、のちにTVシリーズ化される程人気を呼んだ。本作では、ケースが得意とする絵画の制作風景や、趣味のNゲージに熱中する姿など、日常の風景や魅力的な人柄までありのままに映し出している。
(C)Doclines
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