少年が、私を満たすー。杉野希妃、主演・プロデュース作品。
【監督】和島香太郎
【キャスト】杉野希妃,太賀,佐野史郎,山本剛史,藤村聖子
2014年/日本
/73分/太秦
/DCP上映
2月21日(土)〜2月24日(火) |
20:50〜22:15 [レイト] |
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2月25日(水)〜2月27日(金) |
19:00〜20:15 [レイト] |
3月01日(日) |
15:30〜16:50 |
3月03日(火) |
15:30〜16:50 |
3月05日(木) |
15:30〜16:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
恋人がいながらも自分を慕う女生徒と関係を持つ女子高教師サラ(杉野希妃)はどこか満たされない日々を送っていた。
ある日、幼いころに離別した父親・充(佐野史郎)が暴行事件に巻き込まれたと警察から連絡が入る。唯一の身寄りであるサラは負傷し入院中の父親の身の回りの世話のために自宅を訪れると、そこにいたのは監禁され、充と性的な関係を持つ少年・望人(太賀)であった。
暴行事件の被害者であった充だが、加害者の少年の証言により買春の容疑がかかり家宅捜査を求められた。望人の存在が発覚することを恐れた充はサラに望人を匿ってほしいと頼む…。
プロデューサー・女優、杉野希妃。2010年に深田晃司監督の『歓待』をプロデュース、超低予算ながら、世界中の100以上の映画祭からオファーを受け、2011年には東京国際映画祭でアジア映画のミューズとして特集された。2012年には世界6ヶ所の映画祭で審査員をし、プロデュース、主演した内田伸輝監督の『おだやかな日常』も数多くの国際映画祭で上映されたほか、日本映画プロフェッショナル大賞で新進プロデューサー賞を受賞、またこの6月に始まる台北国際映画祭でも杉野の特集が組まれるなどアジア映画界から期待を集めている。
監督するのは和島香太郎。この作品が長篇デビュー作となる。2012年に『小さなユリと 第一章・夕方の三十分』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で奨励賞受賞と観客アンケート一位を獲得。独特な感性と美的センスの持ち主で、今もっとも長篇作品が待たれている若手の一人である。『禁忌』は和島監督のオリジナルで、昨年の秋から杉野と共に一から企画開発した作品である。
この作品のテーマ「少年愛」を基に、深淵に取り囲まれた孤独者の祈りのような、モーツァルトの音楽が全編を通じて流れる。作風としてはルーマニア、ポーランドといった最近勢い盛んな東欧映画のように、やや色調を抑えた風景の中での乾いた人間模様を描く。
杉野は今作で少年をレイプするという複雑な役どころを体当たりで演じている。『桐島、部活やめるってよ』、『私の男』、杉野作品である『ほとりの朔子』、『マンガ肉と僕』など話題作に多数出演し、注目を集める若手実力派の太賀が少年役を演じる。さらにベテラン俳優・佐野史郎が脇を固め、監禁、レイプ、同性愛、少年愛、セクシャルマイノリティの禁断の世界をモーツァルトの楽曲にのせ、儚く美しいタッチで描く衝撃作。
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