1942年、ポーランド。 ナチスドイツの手から逃げた8歳のユダヤ人少年が、たった一人で壮絶な運命を生き抜いた感動の実話
【原題】Lauf Junge lauf
【監督】ペペ・ダンカート
【キャスト】アンジェイ・カクツ,カミル・カクツ,ジャネット・ハイン,ライナー・ボック
2013年/ドイツ,フランス/107分/東北新社/DCP上映
9月12日(土)〜9月18日(金) |
09:30〜11:20 13:05〜14:55 |
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9月19日(土)〜9月25日(金) |
09:45〜11:35 |
9月26日(土) |
10:00〜11:55 |
9月29日(火)〜10月02日(金) |
10:00〜11:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
【戦後70年、アウシュビッツ収容所解放70周年の夏に贈る壮絶な運命をたった一人で、強く前向きに生き抜いた少年の感動の実話!】
8歳のユダヤ人少年が身の上と名前を偽ってナチス・ドイツの手を逃れ、たった一人で終戦までの3年間を生き抜いた。そんな驚愕の実話を、アカデミー賞受賞監督のドイツのペペ・ダンカートが映画化、奇しくも戦後70年の節目となる今年、大人から子供まですべての人の心を揺さぶる感動作が誕生した。
原作は、“児童文学界のノーベル賞”と呼ばれる、国際アンデルセン賞受賞作家のウーリー・オルレブが、今も存命の本人に取材して書き上げた「走れ、走って逃げろ」。監督はこの原作との出会いを、「観る者の記憶に20年後も残り続ける映画となる素材を見つけた瞬間」と語っている。過酷な運命の中でも変わらない少年の純粋な心と自らの運命を切り開く強さに胸を打たれ、少年が出会う様々な大人たちの姿から人間の残酷さと優しさを知ることが出来ると、ヨーロッパ各国で絶賛された。
なぜ、少年は生き抜くことが出来たのか?そこには、争いの続く世界に暮らす私たちが未来を守るための答えがある。彼が命をかけて現在へとつないでくれた、輝く希望をあなたに__。
【700人のオーディションから選ばれた双子の兄弟が魅せる魂の演技!ポーランドの美しい四季を背景に未来へと希望をつなぐ物語】
少年役を演じるのは、1年以上かけたオーディションで700人以上のポーランド語を話せる少年たちから選ばれた、双子のアンジェイとカミルのトカチ兄弟。外交的なアンジェイと内向的なカミルという二人が、アクティブなシーンと情緒的なシーンを演じ分けた。誰をも魅了する愛らしい笑顔をもち、不幸の数々を経験しながらも、純粋な心とユーモアを失わない少年のいたいけな姿には、胸を締め付けられずにはいられない。その一方で、自らの運命を切り開く強さと賢さは、観る者に生きる勇気を与えてくれる。
ドキュメンタリーで名声を確立したダンカート監督は、歴史の事実に迫るために全編を実際のロケーションで撮影し、緑萌える春から白銀の冬へと移り変わるポーランドの美しい四季と、子供たちを守る森や河など自然の荘厳さを余すところなく捉えた。
【「たとえ親を忘れても、絶対に生きろ」父との約束を胸に今、命の旅が始まる__】
1942年、ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走した8歳の少年スルリックは飢えと寒さから行き倒れとなり、ヤンチック夫人に助けられる。スルリックを匿った夫人は少年の賢さと愛らしさに気付き、一人でも生き延びられるよう“ポーランド人孤児ユレク”としての架空の身の上話を教え込み、追ってから逃がす。
夫人がくれた十字架のネックレスをお守りに、教わった通りのキリスト教の祈りを唱え、寝床と食べ物を求めて農村を一軒ずつ訪ね歩くユレク。無邪気な笑顔のユレクに救いの手を差し伸べる者、ドアを閉ざす者、利用する者・・・。優しい家族に受け入れられ束の間の平穏をつかみかけても、ユダヤ人だとばれては次の場所へと逃げなくてはならない。ユダヤ人だというだけで、なぜこんな目に合わなければならないのか。それでも、生き別れになった父との約束を胸に、ユレクのたった一人の命の旅は続く__。
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