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“生きる映画史”役者・仲代達矢を主演に迎えた、小林政広監督作!
【終了日:8/4(金)】
【監督】小林政広
【キャスト】仲代達矢,黒木華,原田美枝子,小林薫,阿部寛
2017年/日本/105分/東京テアトル
/DCP
7月22日(土) |
09:45〜11:35 |
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7月23日(日) |
14:35〜16:25 |
7月24日(月)〜7月28日(金) |
09:45〜11:35 14:35〜16:25 |
7月29日(土)〜8月04日(金) |
16:25〜18:15 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
本作品の脚本、監督は小林政広。長編16作品目となる。カンヌ映画祭への公式出品、ロカルノ映画祭 最高賞受賞など、映画作家としての小林政広は、主に海外で評価されている。仲代達也と小林監督の出逢いは『春との旅』(2010)である。脚本に惚れ込み出演を快諾した仲代とはその後『日本の悲劇』(2012)を完成させた。
そして小林が仲代に捧げた脚本でもある本作。三作続けて小林作品で仲代は主演を務めた。『海辺のリア』主人公・兆吉を演じるのは、仲代達也。84歳。
俳優人生65年。日本映画界最高峰に相応しい俳優である。
共演には、黒木 華、原田美枝子、小林 薫、そして阿部 寛の実力派が揃う。今や見る影もないかつてのスターと、そこに深く関わる者たちの感情が強くぶつかり、揺れ動く。人間の「純粋さ」と「邪悪さ」が絡まり合う複雑な関係を、それぞれが全身で演じている。
国内のみならず海外からも注目が集まる意欲作だ。
【STORY】
桑田兆吉(仲代達也)は、舞台、映画にと、役者として半世紀以上のキャリアを積み、さらに俳優養成所を主宰する大スターだった。芝居を愛し続けた、かつてのスターも、今や認知症の疑いがあり、長女・由紀子(原田美枝子)とその夫であり、兆吉の弟子だった行男(阿部 寛)。そして、由紀子と愛人関係にある謎の運転手(小林 薫)に裏切られ、高級老人ホームへと送り込まれる。遺書を書かされた挙句にだ。しかし、ある日、兆吉はその施設を脱走する。なにかに導かれるように、あてもなく海辺を歩き続ける。
シルクのパジャマ姿にコートを羽織り、スーツケースをひきずって_。兆吉は彷徨い歩くなかで、妻とは別の女に産ませた娘、伸子(黒木 華)と突然の再開を果たす。兆吉には、私生児を生んだ伸子を許せず、家から追い出した過去があった。伸子に「リア王」の最愛の娘・コーディーリアの幻影を見た兆吉。兆吉の身にも「リア王」の狂気が乗り移る。かつての記憶が溢れ出したとき、兆吉の心に人生最後の輝きが宿る_。
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