イザベル・ユペール × キム・ミニ × 名匠ホン・サンス。カンヌを舞台に繰り広げられる、映画祭の裏事情。栄光は誰の手に?
【原題】Claire's Camera
【監督】ホン・サンス
【キャスト】キム・ミニ,イザベル・ユペール,チャン・ミヒ,チョン・ジニョン,ユン・ヒソン
2017年/韓国/69分/クレストインターナショナル/DCP
11月11日(日) |
15:15〜16:30 |
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11月13日(火) |
15:15〜16:30 |
11月15日(木) |
15:15〜16:30 |
11月19日(月) |
11:30〜12:45 |
11月20日(火) |
09:15〜10:30 |
11月21日(水) |
11:30〜12:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【カンヌ映画祭からシネマ・マジックともいえる作品が生まれた。】
ホン・サンスがお気に入りの女優二人と一緒に、魔法を使ったかの如く撮りあげた『クレアのカメラ』。本作が撮影されたのは、2016年のカンヌ映画祭。イザベル・ユペールはポール・ヴァーホーヴェン監督作『エル ELLE』、キム・ミニはパク・チャヌク監督作『お嬢さん』と、共にコンペティション部門出品の映画の上映でカンヌに来ていた。その機会を利用したわずか数日の撮影で、このチャーミングな映画は生まれたのだ。
本作の見どころの一つがカンヌ映画祭の裏事情だ。女癖の悪い映画監督、監督と男女の関係にある映画会社の女社長、監督と火遊びしてしまった映画会社の社員。虚実ないまぜの設定でそれぞれの思惑が交錯する。映画祭には魔物が棲んでいるといわれるが、まさに本作では華やかな舞台の陰で繰り広げられる人間模様がユーモアたっぷりに描かれる。 まるでジグソーパズルのように、ばらばらだったピースが最後にピタリとはまるとき、見るものは思わずニヤリとしてしまうことだろう。
【STORY】
映画会社で働くマニ(キム・ミニ)は、カンヌ国際映画祭への出張中に、突然社長から解雇されてしまう。帰国日を変更することもできず、一人カンヌに残ることにしたマニは、ポラロイドカメラを手に観光しているクレア(イザベル・ユペール)と知り合う。クレアは、自分が一度シャッターを切った相手はもう別人になるという自説を持つ、不思議な人物だった。そこで二人は、マニが解雇を言い渡されたカフェに行き、同じ構図で写真を撮るのだが……。
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