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祝・キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門第9位!そこに、“愛”はありますか?山本政志監督、入魂の最新作
【監督】山本政志
【キャスト】玄里,趣里,村上淳,鎌滝秋浩,中村夏子
2014年/日本
/129分/CINEMA IMPACT/ブルーレイ上映
1月24日(土)〜1月30日(金) |
17:45〜20:00 |
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1月31日(土)〜2月06日(金) |
13:30〜15:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
東京・新宿コリアンタウン。
在日韓国人のミンジョンは美奈の誘いにのり、軽くひと稼ぎし、頃合いを見てやめるつもりで巫女を始めた。
しかし、救済を乞う信者が増え、宗教団体『真教・神の水』が設立され、後戻りができない状況になってくる。
借金取りに追われる父親、それを追う狂気の追跡者、教団を操ろうとする広告代理店の男、教団に夢を託す女、救済を乞う信者達、ミンジョンは聖と俗の狭間で苦悩し、偽物だった宗教に心が入ってくる。
やがて、ミンジョンは大いなる祈りを捧げ始める。
不安定な現代に、“祈り”を捧げる。
“祈り”によって、世界を救済する。
いったい何が「本物」で、何が「偽物」なのか?
大いなる祈りは、世界に届くのか?
昨年、超低予算映画ながら異例のヒット作となった大根仁監督「恋の渦」が、映画界に新風を巻き起こした。そのプロデューサである山本政志が、「恋の渦」で得た収益を全て投入し、本来の監督業に戻り、大森立嗣監督「ぼっちゃん」「さよなら渓谷」で、注目を浴びているプロデューサー村岡伸一郎と強靭なタッグを結成し、「恋の渦」とは全く異なる、またまた斬新な映画を誕生させた。
喪失感と閉塞感、混乱と混沌、不信と不安・・・出口が見えない現代・・・。『水の声を聞く』は、”今“を生きる多様な人々が織りなしていく人間模様と、植物・水・風・雲・・・自然から放射される生命力が同じ目線で描かれていく。
さらに、善と悪、陰と陽、聖と俗・・・,全てが混沌としながら微妙なバランスでスクリーンに存在している。神秘的で力強い映像が、それらを包み込み、観る者の心に水のように浸透し、渇いた魂へ潤いを与えていく。「水の声を聞く」は、閉塞した時代に向けた”魂”の映画だ。
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