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第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞! 浅野忠信主演・深田晃司監督の最新作!
【終了日:11/4(金)】
【監督】深田晃司
【キャスト】浅野忠信,古舘寛治,筒井真理子,太賀,三浦貴大
2016年/日本,フランス/119分/エレファントハウス/DCP
10月08日(土)〜10月10日(月) |
09:30〜11:35 13:25〜15:30 20:40〜22:45 [レイト] |
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10月11日(火) |
09:30〜11:35 13:25〜15:30 |
10月12日(水)〜10月14日(金) |
09:35〜11:35 13:25〜15:30 20:40〜22:45 [レイト] |
10月15日(土) |
09:25〜11:30 18:20〜20:25 |
10月16日(日)〜10月17日(月) |
18:20〜20:25 |
10月18日(火)〜10月21日(金) |
09:25〜11:30 18:20〜20:25 |
10月22日(土)〜10月28日(金) |
15:40〜17:55 |
10月29日(土)〜11月04日(金) |
21:10〜23:10 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
現代日本の揺れ動く家族像を冷徹かつユーモラスに描き、恐るべき新人監督の誕生を各国の映画祭で印象づけた『歓待』(2011)。二階堂ふみ演じるヒロインの一夏の経験を瑞々しく綴り、ナント三大陸映画祭グランプリ他を受賞した『ほとりの朔子』(2014)。荒廃した近未来を舞台に、人間とアンドロイドの対話を通して生と死を見つめた『さようなら』(2015)。一作ごとに人間ドラマの新たな新境地を切り拓き、世界の映画シーンにその名を刻み続ける深田晃司の最新作が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。30代の若さでカンヌに初参加、いきなり公式部門にノミネートされ、受賞を果たす快挙を成し遂げた!
90年代後半に国際的に登場し始めた黒沢清、是枝裕和などカンヌ常連組の中に仲間入りし、河瀬直美監督『萌の朱雀』(1997年公開)が脚光を浴びて以来、約20年ぶりに発見された日本の新たな才能に、世界中が熱烈な期待を寄せている。
郊外で小さな金属加工工場を営む夫婦とその一人娘。ある日、夫の旧い知人で前科を持つ男がやって来て、奇妙な共同生活が始まるが、やがて男は残酷な爪痕を残して去っていく。それから8年。夫婦は皮肉なめぐり合わせにより、男の消息の手がかりをつかむ。だが救いのように見えたそれは、夫婦にとって自分と相手の心の奥底を覗き込む行為に他ならなかった_。
差族を振り回す謎の男を演じるのは、国内外で高く評価された『私の男』『岸辺の旅』やマーティンスコセッシ監督『沈黙』などに出演し、国際的に活躍するt浅野忠信。本作では善悪では括れない不可思議なキャラクターを、怪しくも魅力的な佇まいで演じ、観る者の心をかき乱す。夫役には、深田組常連俳優の古舘寛治。『歓待』で演じたアグレッシブな役柄とは対照的な、寡黙さの内に覚悟を秘めた夫の役で新境地を見せる。妻役には、数々の映画、テレビドラマ、舞台で変幻自在な演技を見せる筒井真理子。本作でも劇中における妻の心身の変化を凄まじいまでの説得力で体現する。その他、太賀、三浦貴大などの若手実力派が主人公たちの関係性を左右する重要な役で登場する。
製作陣には、昨年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品に選ばれ、日本国内の約150館、世界45カ国で上映された河瀬直美監督『あん』の主要メンバーが揃った。本作も世界に向けて発信すべく、『あん』や黒沢清監督『岸辺の旅』、諏訪敦彦監督『不完全なふたり』などを手がけたフランスの映画製作会社COMME DES CINEMASと共同制作を行い、ポストプロダクションはすべてフランスで敢行。完成直後から、各国より上映のオファーが相次いでいる。
「孤独な肉体を抱えた個々の人間が、たまたま出会い、夫婦となり、親となり子となって当たり前のような顔をして共同生活を営んでいる。私にとって、家族とは不条理です」そう語る深田晃司が、キャスト・スタッフと組み、大胆にして緻密なストーリーテリングを観客一人ひとりの想像力と価値観に揺さぶりをかける衝撃のドラマ。観る人すべてをタイトル通りの境地へと誘う映画が誕生した。
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