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「神奈川芸術大学映像学科研究室」が注目を集めた新鋭・坂下雄一郎監督の商業デビュー作!
【終了日:4/14(金)】
【監督】坂下雄一郎
【キャスト】中西美帆,小市慢太郎,松木大輔,星野恵亮,遠藤隆太
2016年/日本/75分/松竹ブロードキャスティング,アーク・フィルムズ /DCP
4月01日(土)〜4月07日(金) |
15:05〜16:30 |
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4月08日(土)〜4月14日(金) |
19:45〜21:05 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
【舞台は世界遺産・屋久島。
有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュアオーケストラ楽団と、彼らを“本物”として押し通そうとする島の女性職員が巻き起こす、笑いと感動のハート・ウォーミング・コメディ!】
日本で有数の吹奏楽団「東京ウィンドオーケストラ」と間違われ、コンサートのため屋久島までやって来た観光気分のアマチュア楽団員たち。しかし島をあげての大歓迎を不審に思った彼らは、自分たちが有名オーケストラと間違われていることに感づき、島から逃亡しようとする。同じ頃、間違ってアマチュア楽団を呼んでしまったことに気づいた町役場の女性職員・樋口は愕然としながらも、自分のミスを隠すため、彼らを“本物”としてだまし通すことを決意する―――。
刻一刻と迫る開演時間。果たして樋口と素人同然のアマチュア楽団員たちは、このピンチを無事乗り切ることができるのか!?
世界遺産の離島・屋久島を舞台に、ささいな勘違いから起こったハプニングと、それを取り繕おうとする島の女性職員の愚かな行動を通して、島の人々と東京からやって来たアマチュア楽団員の心の触れ合いやすれ違いを描き、「何かに一生懸命になる」ことの可笑しみと愛おしさを映し出しながらも、思わず笑いがこぼれ、最後はじんわり胸にせまるハート・ウォーミングなコメディドラマが誕生した。
【“作家主義”ד俳優発掘”『滝を見にいく』『恋人たち』に続く、松竹ブロードキャスティングオリジナル映画製作プロジェクト第3弾。】
「力のある監督が撮りたい映画を自由に撮る」「新しい俳優を発掘する」をテーマに立ち上がった、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作プロジェクト。第1弾の沖田修一監督『滝を見にいく』(14)は東京国際映画祭でスペシャルメンションを受賞し、全国50館以上の劇場でロングラン上映を記録。第2弾の橋口亮輔監督『恋人たち』(15)は第89回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞をはじめ数々の映画賞を受賞し、2015年の邦画を代表する作品となった。
そして同プロジェクト待望の第3弾が、本作『東京ウィンドオーケストラ』。今回も、監督自身によるオリジナル脚本と、ワークショップで選抜された俳優たちを起用し、3週間にわたるオール屋久島ロケを敢行。“監督のやりたいこと”を最大限尊重した製作スタイルは、昨今の商業主義とは一線を画し、日本映画界に新たな風を吹き込んでいくだろう。
【日本映画界期待の新鋭・坂下雄一郎監督。プロデューサーが惚れ込んでの大抜擢!】
監督を務めるのは、東京藝術大学大学院在学中に撮った『神奈川芸術大学映像学科研究室』(13)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013審査員特別賞受賞、2014台北電影節正式招待など国内外で高く評価され、いま日本映画界で最も注目される新鋭・坂下雄一郎。松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクトの仕掛け人、深田誠剛プロデューサーがその才能に惚れ込み、同プロジェクト第3弾の監督として大抜擢され、本作で商業映画デビューを飾る。
観光気分のアマチュアオーケストラと大歓迎の島民のテンションの落差と、間に挟まれた主人公の噛み合わなさを絶妙の間で描き、ウィットに富んだ個性を覗かせつつも、良い意味でコメディの王道ともいえる展開にまとめあげた確かな演出力で、誰もが楽しめる良質な喜劇を作り出した。
【主演は今、最も注目される若手女優、中西美帆。オーケストラ楽団員には、ワークショップで選抜されたキャリアも年齢もバラバラの新人俳優たち。】
騒動の原因となる島の女性職員・樋口には、いま最注目の女優・中西美帆(『喰女-クイメ-』『惑う After the Rain』)。映画初主演となる本作で、投げやりでぶっきらぼうな、でもどこか憎めない人物像を魅力的に演じている。
アマチュアオーケストラの楽団員には、坂下雄一郎監督がワークショップで自ら選抜した新人俳優たちを起用。劇団ナイロン100℃所属の水野小論や、劇団ペンギンプルペイルパイルズ所属の近藤フクのような舞台出身の俳優から、長年松竹で映画宣伝の仕事をし、定年退職後にワークショップに参加した松本行央や、歌謡バーのマスターをしながら参加した嘉瀬興一郎といった演技未経験者まで、年齢もキャリアも様々な10人が、3ヶ月間におよぶ楽器の特訓を経て、個性豊かな楽団員たちを熱演した。さらに映画・TVと幅広く活躍する実力派・小市慢太郎(『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』)が観光課職員の橘役として脇を固め、作品に厚みを与えている。
劇中で楽団員たちが演奏する曲は、「King Cotton」。「ワシントン・ポスト」や「星条旗よ永遠なれ」など数々の行進曲を手掛け、“マーチ王”として知られるジョン・フィリップ・スーザの代表曲のひとつだ。この軽快なマーチを、不揃いで下手くそで、でも力の限り演奏しきったアマチュア楽団員たちの姿は、観る人すべての胸を打ち、観終わった後にはきっと思わず口ずさんでしまうことだろう。
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