本年度アカデミー賞® 2部門受賞(主演男優賞、脚本賞)! 一人の男の絶望と再生を優しく紡いだ珠玉のドラマ。
【終了日:7/14(金)】
【原題】Manchester by the Sea
【監督】ケネス・ロナーガン
【キャスト】ケイシー・アフレック,ミシェル・ウィリアムズ,カイル・チャンドラー,ルーカス・ヘッジズ,カーラ・ヘイワード
2016年/アメリカ/137分/ビターズ・エンド,パルコ/DCP
6月24日(土)〜6月30日(金) |
11:35〜14:00 |
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7月01日(土)〜7月07日(金) |
13:40〜16:00 20:45〜23:00 [レイト] |
7月08日(土)〜7月14日(金) |
11:35〜14:00 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
【忘れられない痛みと哀しみ。傷ついた心にそっと寄り添うように、一人の男の絶望と再生を丁寧に優しく紡いだ珠玉の人間ドラマ。】
アメリカ・ボストン郊外でアパートの便利屋として働くリーは、突然の兄の死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってきた。兄の遺言で16歳の甥パトリックの後見人となったリーは、二度と戻ることはないと思っていたこの町で、過去の悲劇と向き合わざるをえなくなる。なぜリーは心も涙も思い出もすべてこの町に残して出て行ったのか。なぜ誰にも心を開かず孤独に生きるのか。父を失ったパトリックと共に、リーは新たな一歩を踏み出すことができるのだろうか・・・・・・?
世界各国で映画賞を総なめし、本年度アカデミー賞主演男優賞、脚本賞の2冠に輝いた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。『ギャング・オブ・ニューヨーク』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたケネス・ロナーガンが監督・脚本を手がけ、俳優マット・デイモンがプロデューサーを務めたことも大きな話題となっている本作は、主人公リーの絶望と再生を、時折ユーモアを交えながら丁寧に紡ぎ出した珠玉の人間ドラマ。慎ましくも深く、静かに心に染み入る新たな傑作がここに誕生した。この映画は、今年一番、そしてこれから先もずっと、忘れがたい一本となるに違いない。
【主演男優賞を独占したケイシーアフレックをはじめキャスト全員が好演!マット・デイモンが「忘れられないものになった」と自負するプロデュース作】
主人公リーを演じるのは、本作のプロデューサーであるマット・デイモンの幼い頃からの親友であり盟友であるベン・アフレックの実弟、ケイシー・アフレック。主人公リーの孤独と哀しみを体現した渾身の演技は、「素晴らしい!」「偉大な俳優たちの仲間入りを果たした」と各メディアがこぞって絶賛し、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞の主演男優賞を独占した。リーの元妻ランディを演じたミシェル・ウィリアムズは本作で4度目のアカデミー賞ノミネートをはたし、ニューヨーク映画批評家協会賞ほかで助演女優賞を獲得。また、『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本を手がけた脚本家・監督のピーター・ヘッジズを父にもつルーカス・ヘッジズが甥パトリック役を演じ、溌剌だが思春期特有のナイーヴさも併せ持つ16歳の少年の心を見事に表現し、シカゴ映画批評家協会賞有望俳優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー ブレイクスルー・パフォーマンス賞ほか数々の賞を受賞。アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされ、今や最も注目される若手俳優の一人となった。
本作のプロデュースを手がけたのは、『ボーン・アイデンティティー』シリーズなどハリウッドを代表するスターの一人として活躍するマット・デイモン。本作は当初、プロデュース・監督・主演をマット・デイモンが務める予定で、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でオスカーを獲得した脚本家でもあるデイモンが「彼の脚本は唯一無二」と絶大な信頼を誇るケネス・ロナーガンに脚本を依頼。だが、デイモンのスケジュールの都合によりケネス・ロナーガンが監督を、そして、主演をケイシー・アフレックが引き継ぐことになった。その結果、「力ある役者と脚本、そしてケニーの演出によって、この映画は忘れられないものになった」とデイモン。ゴールデン・グローブ賞授賞式では、ケイシー・アフレックが受賞スピーチで、「主役を譲ってくれてありがとう」とマット・デイモンに謝辞を述べたことも大きな話題となった。
【STORY】
アメリカ・ボストン郊外でアパートの便利屋として働くリー・チャンドラーのもとに、ある日一本の電話が入る。故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーにいる兄のジョーが倒れたという知らせだった。
リーは車を飛ばして病院に到着するが、兄ジョーは1時間前に息を引き取っていた。
リーは、冷たくなった兄の遺体を抱きしめお別れをすると、医師や友人ジョージと共に今後の相談をした。兄の息子で、リーにとっては甥にあたるパトリックにも父の死を知らせねばならない。
ホッケーの練習試合をしているパトリックを迎えに行くため、リーは町へ向かう。見知った町並みを横目に車を走らせるリーの脳裏に、過去の記憶が浮かんでは消える。仲間や家族と笑い合って過ごした日々、美しい思い出の数々——。
兄の遺言を聞くためパトリックと共に弁護士の元へ向かったリーは、遺言を知って絶句する。「俺が後見人だと?」
兄ジョーは、パトリックの後見人にリーを指名していた。弁護士は、遺言内容をリーが知らなかったことに驚きながらも、この町に移り住んでほしいことを告げる。「この町に何年も住んでいたんだろう?」
弁護士の言葉で、この町で過ごした記憶がリーのなかで鮮烈によみがえり、リーは過去の悲劇と向き合わざるをえなくなる。なぜリーは、心も涙も思い出もすべてこの町に残して出て行ったのか。なぜ誰にも心を開かず孤独に生きるのか。
リーは、父を失ったパトリックと共に、この町で新たな一歩を踏み出すことができるのだろうか?
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