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「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生監督が、6年の制作期間をかけて、半世紀以上続く「捕鯨論争」に新たな光を当てる!
【終了日:10/13(金)】
【原題】A Whale of a Tale
【監督】佐々木芽生
2016年/日本,アメリカ/97分/エレファントハウス/DCP
9月23日(土)〜9月29日(金) |
13:45〜15:30 |
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9月30日(土)〜10月06日(金) |
17:15〜18:55 |
10月07日(土)〜10月13日(金) |
09:25〜11:05 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【NY在住女性監督が見つめる、世界の分断とその先の未来】
つつましい給料で世界屈指の現代アート作品を集めた夫婦を描く「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生(めぐみ)監督が、6年の制作期間をかけて、半世紀以上続く「捕鯨論争」に新たな光を当てる。
紀伊半島南端に近い、和歌山県太地町。追い込み漁を糾弾した映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、この小さな漁師町は世界的論争に巻き込まれた。「くじらの町」として400年の歴史を持つ「誇り」は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的となる。ヒートアップする対立が沸点に達しようという2010年秋、佐々木は太地町を訪れる・・・。
そこでは、マスメディアが報じてきた二項対立 -捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人 - という単純な図式ではなく、カメラは賛否に縛られない多種多様な意見を捉えていく。 歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか?今まさに、世界が直面している「ダイバーシティの危機」を克服するヒントがこの映画にはある。嫌いなヒトをスッキリ排除しますか?それとも、一緒に生きていきますか?
【監督からのコメント】
なぜ日本は、クジラやイルカのことで世界の非難を浴びるのか?その答えを探すために何年も太地に通っていたら、今私たちが、世界が抱えている多くの問題にぶち当たりました。そして知れば知るほど、自分がいかに知らないかに悩みました。問題は、捕鯨やイルカ漁に賛成か、反対かではないのです。特定の動物を巡って、なぜ私たちは対立し、憎しみ合うのか。今世界で起きていること、みなさんの人生に起きていること、どうすれば私たちは分かり合えるのか。そのヒントをこの映画から見つけて貰えれば嬉しいです。
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