歌手フェリシテ、まだ幸福の意味を知らないー。世界が注目するアラン・ゴミス監督が描くアフリカの愛とリアル。
【終了日:3/30(金)※1週限定上映】
【原題】Felicite
【監督】アラン・ゴミス
【キャスト】ベロ・チェンダ・ベヤ,パピ・ムパカ,ガエタン・クラウディア
2017年/フランス,ベルギー,セネガル,ドイツ,レバノン/129分/ムヴィオラ/DCP
3月24日(土)〜3月30日(金) |
11:30〜13:40 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【お金だけがすべて。だからタフに生きてきた。そんなフェリシテが見つけた幸福とは?】
キンシャサ。この街は優しいだけじゃ生きていけない。バーで歌いながら、女手ひとつで息子を育てている歌手フェリシテ。その名前の意味は“幸福”。人生は彼女に優しくないけれど、歌うときだけ彼女は輝く。そんな彼女に気があるのは、バーの常連のタブーだ。ある日、フェリシテの一人息子サモが交通事故で重傷を負った。しかし、病院は彼女に告げる。「前払いでないと手術はできない」。手術代を集めるために、フェリシテは街中を奔走するが……。絶望から歌さえ歌えなくなるフェリシテ。そんなとき……。
【カサイ・オールスターズとアルヴォ・ペルトが出会う。あなたの知らなったアフリカの愛とリアル。】
ざわめく声、熱気。人いきれまで映し出すかのようなキャメラ。ワールドミュージック界の雄/カサイ・オールスターズのグルーヴが響く冒頭から一気に、キンシャサの夜に投げ込まれるような興奮!一方でエストニア生まれの作曲家アルヴォ・ペルトのシンフォニックな曲が静かに響く。熱狂的なエネルギーが満ちる街と聖なる森の闇。カオスと優しさ。相反する極端なものが同居するこの街で、フェリシテが見つける小さな幸福。自然や野生のアフリカでも社会派のアフリカでもない。あなたの知らなかったアフリカの愛とリアルが、あなたの知らなかった幸福を教えてくれる。
【ベルリン銀熊賞と史上初のアフリカ最高賞2冠、注目のセネガル系フランス人監督アラン・ゴミス。】
監督は、本作でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞)に輝き、アフリカ映画で最も栄誉ある映画祭FESPACOでも史上初めて2度目のグランプリを受賞したセネガル系フランス人のアラン・ゴミス。今やフランス映画界で最注目の監督となったゴミスの才能とともに、主役のフェリシテを演じたヴェロ・ツァンダ・ベヤの圧倒的な存在感と美しさも必見。
【キンシャサの奇跡、世界一の洒落集団サプール、森の貴婦人オカピ……キンシャサの奥深い魅力。】
映画の舞台キンシャサは、ボクシングのアリVSフォアマンの“キンシャサの奇跡”やジェームス・ブラウンらが出演した伝説のコンサート映画『ソウル・パワー』(08)、写真展も人気の“世界一服にお金をかける男たち”サプール、映画にも登場する“森の貴婦人”よ呼ばれる最も美しい動物オカピなどが有名。そんなキンシャサの奥深い魅力も映画の見どころ。
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